実在する著名なファッションブランド「Uterque(ウテルケ)」の名前を悪用し、ブランドのプロモーション業務や副業を名目に高額な金銭を騙し取る悪質な手口が確認されています。
最初は報酬の受け取りや出金ができるように見せかけて信用させ、その後に保証金や追加費用などの名目で入金を求める手口が特徴です。
本記事では、Uterque(ウテルケ)を騙る偽サイトへの勧誘の実態、注意すべきポイントについて、弁護士の視点から詳しく検証していきます。
- 正規のUterque(ウテルケ)は、既に独立運営を終了している
- 副業なのに高額な入金を繰り返し求められる
- アカウント削除を理由に支払いを急がせている
上記の通り、Uterque(ウテルケ)を騙る偽サイトへの勧誘は詐欺の可能性が高いです。
既にUterque(ウテルケ)を騙る偽サイトへの勧誘に入金してしまった場合は、すぐに弁護士に相談することで返金請求ができる可能性があります。

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Uterque(ウテルケ)を騙る偽サイトへの勧誘とは?正規ブランドとの違い

Uterque(ウテルケ)の名称を悪用した副業案件やプロモーション業務への勧誘が確認されています。まずは、正規ブランドの概要と、勧誘に利用されているサイトとの違いを確認しておきましょう。
正規のUterque(ウテルケ)はどのようなブランドか
Uterque(ウテルケ)は、スペインのアパレルグループであるInditex(インディテックス)が展開していたファッションブランドです。バッグやシューズ、アクセサリーなどを中心に展開し、日本でも一定の知名度がありました。
しかし、Uterqueは2021年以降、Massimo Duttiへ統合されており、独立したブランドとしての運営は終了しています。これに伴い、独自の実店舗やECサイトも終了しています。
そのため、現在になって「Uterque」を名乗るサイトが副業案件や収益獲得サービスへの参加を案内している場合は注意が必要です。正規ブランドとの関係性は確認できず、第三者がブランド名を利用して勧誘を行っている可能性があります。
Uterque(ウテルケ)を騙るサイトによる勧誘の実態
Uterque(ウテルケ)を騙り「ブランド商品のプロモーション業務で報酬が得られる」「簡単な作業で収入を得られる」などと説明し、利用者をサイトへ登録させるケースがみられます。
サイト上では利益や報酬が発生しているように表示されることがありますが、その後、「保証金」や「手数料」などの名目で追加の入金を求められる場合があります。
一見すると副業案件のように見えるものの、実際には継続的な送金を促される被害に繋がるため、十分な注意が必要です。
正規のUterque(ウテルケ)と偽サイトの違い
Uterque(ウテルケ)を騙る偽サイトと正規ブランドには、運営形態やサービス内容に大きな違いがあります。
| 比較項目 | 正規のUterque(ウテルケ) | Uterque(ウテルケ)を騙るサイト |
|---|---|---|
| 運営状況 | 2021年以降はMassimo Duttiへ統合 | 独立したサイトとして運営されているように見せている |
| 主なサービス | ファッション商品の販売 | 副業やプロモーション業務への参加を案内 |
| 収益の仕組み | 商品の販売による売上 | 入金や保証金の支払いを求めるケースがある |
| 追加費用の請求 | 商品購入以外の高額な入金を求めることは通常ない | 保証金や手数料などの名目で入金を求める場合がある |
| ブランドとの関係 | Inditexグループの正規ブランド | 正規ブランドとの関係は確認されていない |
ブランド名が使われているからといって、そのサイトが正規の運営元によるものであるとは限りません。特に、副業や投資、報酬獲得を目的としたサービスが案内されている場合は、運営会社や事業内容を十分に確認することが重要です。
Uterque(ウテルケ)を騙る偽サイトへ勧誘される手口

Uterque(ウテルケ)を悪用した偽サイトでは、副業やプロモーション業務を装って利用者を勧誘し、最終的に高額な入金を求める手口が確認されています。ここでは、Uterque(ウテルケ)を騙る偽サイトでみられる典型的な勧誘の流れについて解説します。
1. 副業やプロモーション業務として勧誘する
Uterque(ウテルケ)のブランド名が使用され、「商品のプロモーションを行う仕事」「簡単な作業で報酬が得られる副業」などと説明しながら勧誘が行われます。
有名ブランドの名称が使われていることで安心感を与えやすく、副業に興味を持つ人をサイトへ登録させる入口として利用されています。
2. サイト上で利益が出ているように見せる
Uterque(ウテルケ)を騙るサイトへの登録後は、作業の実施に応じて報酬や利益が発生しているような画面が表示されます。
初期段階では少額の出金に応じることで、サイトが正常に運営されていると認識させ、利用者の信用を得る仕組みです。
3. より大きな利益を理由に追加の入金を促す
利用者がサイトを信用した段階で、より高い報酬や利益を得るためとして追加の資金投入が求められます。
サイト内の残高や利益表示を根拠に説明が行われるため、利用者は資金を増やせばさらに利益が得られると考えやすくなります。
4. 保証金や手数料などの名目で支払いを要求する
出金を希望すると、保証金や認証費用、手数料などの名目で新たな支払いが求められます。
これらの費用を支払えば出金できると説明されますが、支払い後も別の名目で追加費用を請求される流れとなっています。
5. 出金できない状態となり連絡が取れなくなる
追加の送金を続けても出金手続きは進まず、最終的にはアカウントの利用制限や連絡不能といった状況へ発展します。
このような手口では、利用者が支払った資金を回収できなくなるおそれがあります。Uterque(ウテルケ)を騙る偽サイトのように、有名ブランドの名称を利用して信用させる手口は少なくありません。
副業で高額な入金を求められた場合は、送金を続ける前に契約内容や運営実態を確認し、不審な点があれば弁護士へ相談することをおすすめします。

Uterque(ウテルケ)を騙る偽サイトを調査して分かった不審点

Uterque(ウテルケ)を騙る偽サイトについて、サイトの挙動やWHOIS情報を元に実態を調査しました。ここでは、実際にサイトを確認して分かった主な不審点を紹介します。
Uterque(ウテルケ)を騙るuterqueearn.comを調査
Uterque(ウテルケ)を騙るuterqueearn.comを確認したところ、一般的なECサイトとは異なり、ログイン前に確認できる情報が限られていました。
サイトを開くとすぐにログインを求められる

uterqueearn.comへアクセスすると、サイトの概要やサービス内容が十分に説明される前にログイン画面が表示されました。
通常の企業サイトであれば、運営会社情報やサービス内容、利用規約などを確認できます。しかし、本サイトでは未登録の利用者が閲覧できる情報が限られており、サービスの実態を事前に把握しにくい構成となっています。
登録時に招待コードの入力が必要

新規登録画面では、アカウント作成時に招待コードの入力を求められる仕様となっていました。
招待制のサービス自体は珍しくありませんが、運営会社や事業内容が十分に公開されていない状態で招待コードによる登録を求める仕組みは、外部からサービスの実態を確認しにくくする要因の一つと考えられます。
uterqueearn.comの基本情報・WHOIS情報
2026年6月時点で確認できたuterqueearn.comの基本情報およびWHOIS情報をまとめました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| URL | https://www.uterqueearn.com/#/ |
| 運営会社 | 不明 |
| 所在地 | 不明 |
| 代表者名 | 不明 |
| 電話番号 | 不明 |
| メールアドレス | 不明 |
| ドメイン登録日 | 2026年4月9日 |
| レジストラ | Name SRS AB |
| 登録国 | スウェーデン(SE) |
| 登録者情報 | 非公開(Shield Whoisにより保護) |
uterqueearn.comの基本情報・WHOIS情報から読み取れる不審な点は以下の通りです。
- 運営会社の情報が確認できない
- 運営会社名や所在地、代表者名などの基本情報が確認できませんでした。サービス提供者が明確でない場合、トラブル発生時の責任の所在が分かりにくくなります。
- ドメインが最近取得されたばかり
- WHOIS情報によると、ドメインの登録日は2026年4月9日でした。2026年6月時点では開設から間もないサイトであり、十分な運営実績を確認することが困難です。
- 登録者情報が非公開となっている
- ドメインの登録者情報はShield Whoisによって保護されており、実際の運営者を確認できません。個人情報保護のためにWHOIS情報を非公開にするケースはありますが、運営会社情報も十分に開示されていない場合は、利用者が運営主体を把握しにくい状況となります。
Uterque(ウテルケ)の名前が詐欺に悪用される理由

実在する、あるいは過去に実在していた海外アパレルブランドの名前を悪用した勧誘は、近年非常に多く確認されています。ここでは、Uterque(ウテルケ)の名前が悪用される主な理由を解説します。
- 知名度のあるブランド名を利用できるため
- Uterque(ウテルケ)のように、一定の知名度があるブランド名を使用することで、利用者に安心感を与えやすくなります。その結果、運営実態を十分に確認しないままサービスへ登録してしまうケースもあります。
- 実在するブランドであるため信頼されやすいため
- まったく無名の名称よりも、実在するブランド名が使われている方が信頼性が高いように感じられる傾向があります。そのため、勧誘を受けた人が「有名ブランドに関係するサービスなら問題ないだろう」と考え、警戒心が薄れてしまうことがあります。
- ブランドの現状を知らない人が多いため
- Uterque(ウテルケ)は2021年以降、独立ブランドとしての運営は終了しています。しかし、この事実を知らない人も少なくありません。そのため、「Uterque(ウテルケ)」を名乗るサイトが存在していても、不自然さに気付きにくい状況が生まれています。
- 副業や収益案件との組み合わせで興味を引きやすいため
- 近年は副業への関心が高まっており、「簡単な作業で報酬が得られる」「ブランドのプロモーション業務で収益を得られる」といった説明に興味を持つ人もいます。ブランド名と副業案件を組み合わせることで、サービスの信頼性が高いように見せることが可能になります。
このように、Uterque(ウテルケ)の名前が利用される背景には、ブランドの知名度や信頼性を利用しやすいという側面があります。
副業案件や収益獲得サービスへの参加を検討する際は、運営会社や事業内容を十分に確認することが重要です。不審な点がある場合や既に金銭を支払ってしまった場合は、弁護士へ相談しましょう。

Uterque(ウテルケ)を騙る偽サイトへの勧誘を見抜くチェックポイント

Uterque(ウテルケ)を騙る偽サイトへの勧誘は、一見すると正規のサービスや副業案件のように見えることがあります。しかし、内容をよく確認すると共通する特徴がみられます。以下の項目に当てはまる場合は、慎重に判断することが大切です。
- サイトの閲覧前にログインや会員登録を求められる
- サービス内容や運営会社の情報を十分に確認できないまま、ログインや会員登録を求められる場合は注意が必要です。利用規約や会社概要などの基本情報が公開されているか確認しましょう。
- 招待コードがなければ登録できない
- 登録時に招待コードの入力が必須となっている場合、外部からサービス内容を確認しにくい仕組みとなっていることがあります。運営会社や事業内容が明確に公開されているか確認することが重要です。
- 利益を増やすためとして追加の入金を求められる
- 「より高い報酬が得られる」「上位プランへ参加できる」などの理由で追加の送金を求められる場合は慎重な判断が求められます。支払いを行う前に、その費用の根拠や契約内容を十分に確認することが大切です。
- 出金前に保証金や手数料の支払いを求められる
- 出金の条件として保証金や認証費用、手数料などの支払いを求められる場合は注意が必要です。費用を支払った後も別の名目で追加請求が行われるケースもあるため、安易に送金しないようにしましょう。
- 運営会社の情報が確認できない
- 会社名、所在地、代表者名、連絡先などの情報が確認できない場合は、トラブル発生時に運営者へ連絡できない可能性があります。サービスを利用する前に、運営主体が明確に開示されているか確認することが重要です。
- ドメインの取得時期が極端に新しい
- 運営実績が十分に確認できない新規サイトの場合、利用者による評価や実績も少ない傾向があります。サイトの利用を検討する際は、ドメインの取得時期や運営期間も参考情報の一つとして確認するとよいでしょう。
Uterque(ウテルケ)を騙る偽サイトに関する口コミ

ここでは、Uterque(ウテルケ)を騙る偽サイトに関する口コミをSNSや掲示板で調査しました。
X(旧Twitter)での口コミ
Uterque(ウテルケ)を騙る偽サイトに関するX(旧Twitter)での口コミは見つかりませんでした。
Yahoo!知恵袋での口コミ
Uterque(ウテルケ)を騙る偽サイトに関するYahoo!知恵袋での口コミは見つかりませんでした。
掲示板での口コミ
Uterque(ウテルケ)を騙る偽サイトに関する掲示板での口コミは見つかりませんでした。
Uterque(ウテルケ)を騙る偽サイトに関する口コミが少ない理由

2026年6月時点の調査では、Uterque(ウテルケ)を騙る偽サイトに関する口コミは、SNSや掲示板などで確認できませんでした。しかし、口コミが少ないことは、必ずしも安全なサービスであることを意味するものではありません。ここでは、情報が少ない理由として考えられる点を解説します。
- サイトの開設から間もない可能性がある
- WHOIS情報によると、uterqueearn.comのドメインは2026年4月に取得されています。比較的新しいサイトの場合、利用者数や情報発信者が少なく、口コミが十分に集まっていないことがあります。
- 利用者が限定されている可能性がある
- サイトでは登録時に招待コードの入力が求められます。このような仕組みが採用されている場合、一般公開されているサービスと比べて利用者が限定されるため、口コミが広がりにくくなります。
- 被害やトラブルがまだ表面化していない可能性がある
- サービスの利用開始から時間が経過していない場合、利用者が問題に気付いていないこともあります。また、トラブルが発生していても、SNSや掲示板へ投稿せずに個別で対応しているケースも考えられます。
- サイト名やドメインが変更されている可能性がある
- 類似の勧誘では、サイト名やドメインが変更されることがあります。その場合、過去の口コミや評判が別の名称で投稿されており、現在のサイト名では情報が見つかりにくくなります。
このように、Uterque(ウテルケ)を騙る偽サイトに関する口コミが少ない背景には、サイトの開設時期や利用者数など、さまざまな要因が考えられます。そのため、口コミが見当たらないという理由だけで安全性を判断するのではなく、運営会社の情報やサイトの実態もあわせて確認することが重要です。
Uterque(ウテルケ)を騙る偽サイトを通じて追加の入金や出金トラブルが発生している場合は、被害拡大を防ぐためにも早めに弁護士へ相談することをおすすめします。

Uterque(ウテルケ)を騙る偽サイトへの勧誘の詐欺被害に遭った場合はどこに相談すべき?
Uterque(ウテルケ)を騙る偽サイトへの勧誘などの詐欺被害に気づいたとき、「まずどこに相談すればよいのか?」と迷う方も多いでしょう。
実際には、相談先によって対応内容や返金の可能性が大きく異なるため、状況に応じて正しい窓口を選ぶことがとても重要です。以下では、それぞれの相談先の特徴やメリット・デメリットについて詳しく解説します。
- 弁護士なら照会制度を使って相手方の調査を行い、返金請求が可能
- 銀行やカード会社は支払いを停止できる可能性がある
- 警察は詐欺師を逮捕できる可能性があるが、返還請求までは対応していない
- 消費生活センターは様々な種類の詐欺について無料で相談可能

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銀行やカード会社は支払いを停止できる可能性がある
被害が発覚してからの時間が短ければ、銀行やクレジットカード会社に連絡することで支払いを止められるケースもあります。特にクレジットカード決済の場合、「チャージバック制度」と呼ばれる仕組みにより、不正取引や詐欺的な利用が確認できれば、利用者に返金される可能性があります。
また、銀行振込であっても、まだ送金処理が完了していない場合や、詐欺の疑いが濃厚で口座が凍結されれば、資金を守れるケースがあります。ただし、すでに資金が引き出されてしまっている場合には対応が難しくなるため、特に被害が発生してから時間が経ってしまった場合には限界があります。
警察は詐欺師を逮捕できる可能性があるが、返還請求までは対応していない
警察に被害届を出すことは、加害者の逮捕や刑事罰に直結する可能性があるため重要です。実際、刑事事件として立件されれば、詐欺グループの活動を抑止する大きな効果があります。
しかし、警察は「加害者を処罰すること」が役割であり、「被害金を取り戻すこと」までは対応していません。

被害届が受理されたとしても、その後に返金される保証はなく、逮捕に至らないケースも少なくありません。さらに、警察は証拠が十分でなければ被害届を受け付けてくれない場合もあります。
つまり、警察に相談すること自体は大切ですが、それだけでは資金を取り戻すことは難しいのが実情です。返金を目指すのであれば、警察と併せて弁護士に相談し、返還請求を進めることが欠かせません。
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