SNSを通じて勧誘し、実在する証券会社を真似た取引サイトに誘導したうえで、個人名義口座への送金や高額な追加入金を求める投資詐欺事件は後を絶ちません。
「Silvercrest証券(シルバークレスト証券)」に関する被害でも、個人口座への多額の支払いを迫ったり、遅延金や違約金を示して心理的に追い込む典型的なケースが見受けられます。
この記事では、専門家の立場からSilvercrest証券を名乗る勧誘の手口や法的に見て問題となるポイントを整理します。加えて、同様の勧誘を受けた場合に取るべき対応や、被害回復に向けてできる点も解説しますので、ぜひ参考にしてください。
- 実在する金融機関や有名な講師を名乗って勧誘を行う
- 個人名義の口座に送金するように誘導される
- 専用のサイトを紹介して、虚偽の運用を演出する
- 追加送金を拒むと、遅延金や違約金を持ち出して心理的に圧をかける
上記の通り、Silvercrest証券を騙る勧誘は詐欺の可能性が高いです。
既にSilvercrest証券を騙る勧誘に入金してしまった場合は、すぐに弁護士に相談することで返金請求ができる可能性があります。

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Silvercrest証券を騙る勧誘とは?本物と偽物の比較

Silvercrest証券を騙る勧誘では、投資クラブとの提携や専門家による支援を謳い、あたかも信頼できる金融サービスであるかのように説明されるケースが見られます。特に、IPOや資産形成を前面に出した案内は魅力的に見えやすく、投資経験が浅い個人投資家ほど信用してしまいやすい傾向があります。
しかし、表向きの説明がもっともらしく見えても、どのような送金指示や契約の進め方についてよく確認すると、不自然な点が浮かび上がる場合も少なくありません。ここからは、まず実在する正規のSilvercrest証券を紹介し、なりすまそうとしている偽物との違いを解説していきます。
正規のSilvercrest証券

Silvercrest Asset Management Group Inc. (シルバークレスト・アセット・マネジメント・グループ) は、よく知られている略名称は「SAMG」で、主に米国を拠点とする資産運用会社です。特に超富裕層個人や機関投資家向けに、ファイナンシャル・アドバイザリーやファミリー・オフィス・サービス(資産管理・相談)を提供する総合ウェルス・マネジメント企業です。
2002年4月に、ニューヨークで独立系従業員所有の登録投資顧問会社として設立されました。今では、NASDAQの上場しており、よく知られた会社のひとつとなっています。
正規のSilvercrest Asset Management Group Inc.のURLは、「https://www.silvercrestgroup.com/」で、基本情報は以下の通りです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| URL | https://www.silvercrestgroup.com/ |
| 所在地 | 1330 Avenue of the Americas, 38th Floor, New York, NY 10019 |
| 会社名 | Silvercrest Asset Management Group LLC |
| 電話番号 | 212-649-0600 |
| ドメイン名 | SILVERCRESTGROUP.COM |
| レジストラ | Network Solutions, LLC |
| ドメイン登録日 | 2001-11-02 |

公式サイト内には、当然のことながら企業情報や所在地、連絡先も記載されており、信頼できる会社であることが伺い知れます。サイトの右上には、クライアントのためのログイン画面がありますが、この中でもプライバシーポリシーのページがきちんと表示されており、安全性が確認できる画面になっています。

偽物のSilvercrest証券
一方、偽サイトとされるSilvercrest証券は、SNSを通じて加入した投資グループで投資を勧め、実在する証券会社と関連性があるかのように装いながら、専用のサイトに誘導していきます。
その後、複数の個人名義の口座に銀行振込するように促し、ある時にIPO株に当選したとして支払いが必要と迫ります。またその他にも、あらゆる名目で高額送金を供給したり、支払えないと断ると、遅延金や違約金を払う必要を迫られ、脅迫のような急かし行為が行われます。
結局、送金した分はもちろん、利益が出たとされる分の出金もできず、追加送金だけひたすら求められるという事態に陥ってしまいます。これは、明らかに正規の証券会社の対応ではなく、詐欺の疑いが高い取引です。
特に、SNSなどを通して投資グループに誘われたり、個人的に投資を勧められる場合は要注意です。実在する証券会社の名称が出てくると簡単に信じてしまいそうになりますが、実際に取引をするのであれば、企業にその人物が在籍しているかどうかを調査してから対応するようにしてください。
正規のSilvercrest証券と偽物の比較表
Silvercrest証券を騙る勧誘が本物かどうかを確かめるためには、まず取引の前に企業情報や勧誘方法を冷静に確認しておくことが重要です。それぞれ双方の情報を比較して、本物かどうかを確かめるのです。
以下は、Silvercrest証券の正規と偽物に見られる特徴の表です。ご自身の状況に当てはめながら比較・確認しましょう。
| 項目 | 正規のSilvercrest証券 | 偽物のSilvercrest証券 |
|---|---|---|
| 企業情報 | ・公式サイトで企業概要を開示 ・所在地やサービスが公開済み | ・企業情報が確認できない ・サイトのURLが公式と異なる ・企業に関する説明が曖昧 |
| 拠点・所在地 | ・本社の住所が確認できる ・金融登録が確認できる | ・所在地・拠点地が分からない ・正規企業との関連性がない |
| 基本的な勧誘方法 | ・サイトや金融機関で公式に案内する | ・SNSやメッセージアプリで接触 ・投資グループで取引を勧める |
| サービスの案内方法 | ・金融規制や契約手続きに基づく ・希望者が申し込めば詳しく案内 | ・チャット、個人的に投資者を募る |
| 資金の取り扱い方法 | ・金融機関や正式な契約手続きに基づいて管理 | ・専用のサイトに誘導する ・個人口座への入金を勧める |
このように正規のSilvercrest証券と、偽物と思われるSilvercrest証券には大きな違いが見えます。特に大きな違いとして、通常正規の金融機関は、個人名義の口座への入金を求めたり、投資勧誘をSNSで行うことはありません。
このような異なるポイントを決して見逃さず、SNSなどを通して個別に行われる投資勧誘には十分に注意してください。

Silvercrest証券を騙る偽サイトを詳しく調査

一般的に投資詐欺の事案では、実在する証券会社や金融機関を連想させる名称を使用したサイトが用意され、利用者に安心感を与えようとするケースが少なくありません。Silvercrest証券やそれに関連サイトが案内されており、見た目だけでは不審さに気づきにくい可能性があります。
ここからは、Silvercrest証券を騙る偽サイトを詳しく調査し、どのような点に不審さがあるのかを具体的に見ていきます。
Silvercrest証券を騙る偽サイト(http://silvercrestweb.com/)の基本情報・WHOIS情報

Silvercrest証券を騙る偽サイトのURLは、「http://silvercrestweb.com/」ですが、実在する正規のSilvercrest Asset Management Group Inc.サイトのURLは、「https://www.silvercrestgroup.com/」です。
偽サイトと思われるURLには、「silvercrest」の企業名がそのまま入っている他、「group」の代わりに「web」を入れており、関連しているサイトのように巧妙に見せています。また、最後のアルファベット「com/」も公式サイトと同じなので、見間違えてしまうのも無理はありません。
パッと見るととても似ているため、明らかに意図的な見間違えを誘導している可能性があり、一種のなりすまし詐欺の可能性も否定できません。
またSilvercrest証券を騙る偽サイトには、公開して当然と言える基本情報の記載がありません。通常、正規サイトには企業の信頼性を図るためにも、運営会社・所在地・代表者・金融ライセンス等の情報がありますが、このサイトには一切記載されていません。
このサイトの基本情報とWHOIS情報は以下の通りです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| URL | http://silvercrestweb.com/ |
| 所在地 | 非公開(プライバシー保護) |
| 代表者名 | 非公開(プライバシー保護) |
| 電話番号 | 非公開(レジストラ窓口:+65.31581931) |
| メールアドレス | complaint@gname.com |
| ドメイン名 | silvercrestweb.com |
| ドメイン登録日 | 2026-02-02 |
| ドメイン更新日 | 2026-03-30 |
| 登録者情報 | 非公開(プライバシー保護) |
| 登録国 | 香港,中国(HK,CN) |
| レジストラ | Gname.com Pte. Ltd. |
このサイトを精査すると、いくつかの不審点が見つかります。正規のSilvercrestは米国を拠点としており、まだアジアへの進出はありませんが、ドメインの登録国は中国となっており、違和感があります。
またドメイン登録もまだ2カ月しか経っておらず、歴史や実績があるとされている正規のSilvercrestとは大きな違いを感じます。このような新しいドメインは、繰り返し作成・閉鎖を繰り返している可能性もあり、十分に調査すべきです。
さらにアカウント登録をクリックすると、以下の画面が出てきます。

携帯番号の入力に加えてパスワード、招待コードの入力を求められます。この招待コードの要求は、一般的に正規の金融サービスや証券会社では採用されていないシステムです。もちろん、すべての招待コードが怪しいわけではありませんが、特に詐欺に関わっている案件のサイトに多いため、招待コードを求められた場合は注意が必要です。
意図的にロゴを真似ている可能性
双方のサイトのロゴは非常によく似ています。似ていると言っても、偽とされるサイトのロゴが正規のものを模倣している可能性があるわけですが、まず双方を見比べてみましょう。
〇正規のSilvercrest Asset Management Group Inc.サイトのロゴ

〇偽サイトとされるSilvercrest証券のロゴ

双方のロゴは非常によく似ています。カラーもデザインもほぼ同じですが、正規のロゴは奥行きがあって立体的な印象です。このように比較してみれば違いが分かるのですが、正規のサイトだと思い込んでからロゴを見ると、なかなか冷静に判断できないかもしれません。
また、正規のSilvercrest Asset Management Group Inc.の略称は「SAMG」ですが、偽サイトとされる中ではSilvercrestを短縮して「SRT」とされており、この呼び名も正式ではなく、一般的でもありません。
ただ、ロゴや名称を見間違えさせようという意図的な操作を感じますので、十分に気をつける必要があると言えるでしょう。
Silvercrest証券を騙る偽サイトを調査して分かること
Silvercrest証券を騙る偽サイトを調査して分かることは、以下の通りです。
- 実在している証券会社を騙る「なりすまし」詐欺の可能性
- ドメイン名に企業の名称を勝手に使用し、いかにも正規のSilvercrest証券と関わりがあるかのようになりすましている可能性があります。正規サイトと見間違えそうなほど似たロゴも使用していますし、文字のスタイルやサイトの雰囲気もかなり寄せており、公式のように誤認させるフィッシング手法を用いています。
- 所在地の情報と登録国が異なる
- 正規のSilvercrestの本拠地は米国・ニューヨークですが、偽サイトのWHOIS情報を確認すると、ドメインの登録国は中国になっています。この情報の差と違いは見過ごすべきではなく、信頼性は低いと言えます。
- 運営会社の情報が確認できない
- Silvercrest証券を騙る偽サイトには、プライバシーポリシーやリスク説明はもちろん、所在地や代表者名の開示がなく、レジストラ情報や登録国などの情報が正規サイトとは大きく異なっています。とにかく、運営主体が確認できないというのは見逃せない情報です。
これらの調査をまとめて考えても、Silvercrest証券を騙る勧誘、もしくは偽サイトの信頼性はかなり低いと言わざるを得ません。信頼性を左右する企業情報や連絡先も確認できず、安易に取引してよい相手ではないかもしれません。
ですから、Silvercrest証券を騙る勧誘や偽サイトの使用を勧められることがあれば、まずはすぐに相手との接触を断ち、対応方法を専門家に相談するようにしてください。

Silvercrest証券を騙る勧誘の手順

一般的に、SNS型投資詐欺では最初から高額な支払いを求めるのではなく、信頼関係の構築や利益の演出、追加請求という順で段階的に被害が拡大する傾向があります。Silvercrest証券を騙る勧誘に関しても同じようなケースが見られ、いくつかの共通点が見られるようです。
ここからは、Silvercrest証券を騙る勧誘の手順を順を追って解説し、どの時点で危険性が高まるのかを説明していきます。
1.SNSや投資コミュニティを入口に接触してくる
最初の接点として多いのは、SNSや投資系コミュニティ、あるいは著名な投資家や「先生」と呼ばれる人物の名前を出した勧誘方法です。これはとても効果があるとされており、初心者でも容易に信用してしまうようです。
Silvercrest証券を騙る勧誘でも、特定の投資クラブとの提携があるかのように説明し、信頼できる案件だと印象づけながら接触していた様子がうかがえます。この段階では、「有益な情報を教えてくれる存在」「特別な投資機会を紹介してくれる窓口」として振る舞い、利用者が警戒しないように装います。
2.架空または正体不明の金融サービスへ誘導する
次に、Silvercrest証券や関連する資産形成サービスを名乗る仕組みへ誘導し、口座開設や投資参加を促す流れが見られます。名称だけを見ると正規の証券会社や関連した金融サービスのように感じられるため、投資経験が浅いほど警戒心を持ちにくいかもしれません。
しかし、正規の金融商品取引業者であれば、運営主体や登録情報、契約条件などが明確に示されるのが通常です。それにもかかわらず、実態がはっきりしないサイトや独自の運用画面だけで取引を進めさせる場合、その時点で慎重な確認が必要です。
3.まずは少額の入金を求めて警戒心を下げる
多くの場合、投資詐欺では最初から大型入金を求めのではなく、比較的支払いに応じやすい金額から始めていきます。これは相手に警戒心を持たせないためであり、実際に効果があるようです。
この手口の厄介なところは、「少額なら試してみてもよいかも」と思わせやすい点にあります。
ですが一度でも入金すると、利用者は最初の判断を正当化したい心理が働き、途中で不審に感じても引き返しにくくなるケースが多く、注意が必要です。
4.「入金専用口座」と称して個人名義口座へ送金させる
特に重要なのが、送金先として複数の個人名義口座が指定されている点です。通常、正規の証券会社や金融商品取引業者が、顧客からの投資資金を異なる個人名義口座へ振り込ませることはありません。
それにもかかわらず、「入金専用口座」や「一時的な収納口座」と説明して個人名義の口座に送金させるのは、典型的に注意を要する兆候といえます。しかも振込先が次々に変わる場合は、資金の追跡を困難にしようとしているのかもしれません。
5.銀行からの確認には虚偽の説明をするよう指示する
さらに不審なのは、もし銀行から送金目的を確認された際に、投資とは別の名目を伝えるよう指示するケースです。これは、金融機関側が不審な送金として把握し始めている可能性を示す状況でもあります。
ですが、正規の投資取引であれば、送金理由を正直に説明しても問題が生じないはずです。にもかかわらず、あえて名目を誤魔化すように指示するということは、送金の正当性に自信がないからだと考えられます。このような案内があった時点で、相手方の説明をうのみにせず、第三者に相談する必要性はかなり高いといえます。
6.途中で利益や特別枠を見せて期待をあおる
勧誘内容が進んでいくと、「このまま続ければ大きな利益が得られる」と思わせる材料を次々に提示されるようになります。Silvercrest証券を騙る勧誘でも、IPOの優先割当や当選を口実にした案内が届き、様々な名目を作って多額の支払いを求める展開になっています。
IPOは一般に希少性や利益期待が強調されやすいため、勧誘側にとっては非常に使いやすい題材です。「特別に選ばれた」「今しか参加できない」と強調することで、冷静な検討をする時間を与えずにコントロールしようとするのです。
7.高額な追加請求に切り替え、拒否すると不利益があると脅す
被害が大きくなるのはこの段階からです。Silvercrest証券を騙る勧誘でも、IPO代金として高額な入金を求められただけでなく、未払いの場合には高額なペナルティが発生すると告げられています。このような心理的な圧力は「損をするかもしれない」と利用者を不安に陥れます。
さらに、「違約金」や「遅延金」などのフレーズを持ち出して不安をあおるケースもよく見られます。しかし、そもそも実態不明の事業者が一方的にそのような負担を課すと言っているに過ぎず、法的な効力はありません。
8.出金の前に追加送金を求める
被害が表立って目立つのが出金の段階です。「出金するためには別の費用が必要」と説明され、指導費用や不足分を補わなければ出金できないと制限を課されます。これは典型的な投資詐欺のパターンで、極めて危険な段階です。
正規の金融取引であれば、出金そのものを理由に不透明な追加費用を繰り返し請求することは、通常ありません。新たな名目で次々に支払いを求められる場合、実際には出金に応じる意思がないまま資金を搾り取ろうとしている恐れがあります。
9.最終期限を強調し、考える余地を奪って追い込む
勧誘の最終段階として、「本日中が期限」「今すぐ払わなければ権利を失う」といった強い催促が行われることがあります。Silvercrest証券を騙る勧誘でも、IPO代金の最終払込期限があるとして入金を急かしており、典型的な追い込みの手口が見られます。
これは締切やペナルティを強調し、短時間で決断させるのが目的です。ですが、本当に正規の投資取引であれば、内容確認も許されないまま迅速な入金を迫ること自体が不自然です。急かされたときほど、いったん立ち止まることが重要です。
少しでも同様の流れに心当たりがある場合は、これ以上の送金を止めたうえで、振込記録やメッセージ履歴、サイト画面の保存を行い、早めに弁護士に相談してください。

Silvercrest証券を騙る勧誘が詐欺だと気づくためのチェックポイント

多くの投資詐欺は、後から振り返ると不自然だったと分かる点が多い一方、勧誘を受けている最中は冷静な判断が難しくなる場合があります。特に、実在企業や専門家の名前、IPO当選、期間限定の案内、高利益の説明などが巧妙に組み合わさると、正規の投資案件だと思い込んでしまう可能性は高くなるでしょう。
だからこそ重要なのは、勧誘文句そのものではなく、送金先の確認や契約説明、出金条件、連絡手段などを客観的にチェックすることです。ここからは、読者が自分で確認できる形で、Silvercrest証券を騙る勧誘の不審点を解説していきます。
- 実在する金融・証券業者かどうかを客観的に確認できない
- まず確認したいのは、その業者が本当に実体ある事業者なのかという点です。証券会社を名乗っていても、名称だけがそれらしく作られている、もしくはなりすましているケースは少なくありません。サイトの見た目が整っていたとしても、それだけで正規の業者とはいえないため注意が必要です。
- 著名人や投資グループの名前で信用してしまっている
- 多くの投資詐欺勧誘では、投資の専門家や有名な先生、投資クラブとの提携を強調し、信用を得ようとすることがあります。今回も特定の投資クラブとの関係性を前面に出して勧誘していたとされており、「信頼できる案件」と思わせる構造が見られます。本当に大切なのは、名前ではなく、関係性が客観的に裏づけられているかどうかです。
- 振込先が法人ではなく個人名義口座になっている
- 詐欺の可能性を強く疑うべきポイントのひとつが、送金先口座の名義です。複数回にわたり個人名義口座への振込が求められる場合は、非常に不審です。特に、「収納用」「入金専用」「担当者経由」などの説明で個人口座への振込を求める場合は、非常に危険なサインといえます。
- 送金理由を銀行に偽るよう指示されている
- 金融機関から送金目的を確認された際に、「投資とは言わず別の用途と説明してください」と指示される場合も、重大な警告サインです。これは、相手方自身がその送金の不自然さを認識している可能性を示しています。正規の取引であれば、送金理由を隠したり偽ったりする必要はありません。
- IPO当選や特別枠を理由に高額入金を急かされている
- 「IPOに当選した」「優先割当の枠が確保」「今だけ特別に参加できる」といった説明は、被害者の射幸心や希少性への期待を利用する典型的な手口です。IPO取引自体は現実の金融取引でもありますが、その説明に客観的な裏づけがあるか、通常の証券実務に沿った手続なのかという点を確かめる必要があります。
- 支払わない場合のペナルティを課されている
- 「本日中に払わなければ違約金が発生する」「未払いには高額な遅延金が付く」「放置すると損失が拡大する」といった説明も、詐欺の場面でよく使われる圧力です。このような恐怖を植えつける強い心理的圧迫は、非常に強い効果があります。十分な契約説明もないまま一方的にペナルティを課される場合は、問題視するべきです。
以上のポイントのうち、ひとつではなく幾つも当てはまる場合は、要注意段階です。特に、追加送金に応じなければペナルティを課されるなど、心理的に圧迫される投資勧誘は警戒すべきです。
まだ送金していない段階でも、すでに追加送金を求められている状況だとしても、これ以上の被害拡大を防ぐためにも、すぐに送金履歴や会話履歴を保全したうえで、速やかに専門家へ相談してください。

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Silvercrest証券を騙る勧誘の口コミ・実際の被害事例

この種の詐欺を見抜くうえで参考になるのが、実際に勧誘を受けた人の口コミや評判を確認することです。それぞれの状況には違いがあっても、著名人や投資グループの名前を出して信用させる、個人名義口座へ送金させる、出金前に追加費用を請求するなどの共通点が見られる場合があります。
ここからは、SNSや掲示板などで確認できる投稿などをもとに、実際にどのような流れで被害が生じているのかを解説していきます。
Silvercrest証券を騙る勧誘に関するYahoo!知恵袋での口コミ
Silvercrest証券を騙る勧誘に関するYahoo!知恵袋での口コミは、以下の通りです。
本物かどうか分かりにくいURLに誘導される
投資グループについて、グループLINEで下記のサイトに誘導されました。
https://www.silvercrestweb.com/ 詐欺サイトでしょうか?
Yahoo!知恵袋公式サイト
この口コミでは、まだ実際に送金は行っていないようですが、Silvercrest専用の取引サイトに誘導されています。LINEグループ内でこのような誘導を行っているようですので、閉鎖的な空間での勧誘には注意が必要であることが分かります。
SNS→LINEグループ→特定のサイトの流れの場合は、十分に信頼性・安全性を確かめてから取引に進むようにしてください。
Silvercrest証券を騙る勧誘に関する掲示板での口コミ
Silvercrest証券を騙る勧誘に関する掲示板での口コミは、以下の通りです。
出金できなくなる
SRT【silvercrestweb.com】を騙った詐欺の取引所ですので送金しては駄目ですね!出金できなくなります!
詐欺相談なび公式サイト
このURLのサイトは、詐欺の取引所だと警戒されている口コミです。出金できなくなることも分かっており、このURLのサイトでの取引を勧められた場合は、送金せずに、すぐ接触を断つことが大切です。
Silvercrest証券を騙る勧誘に関するX(旧Twitter)での口コミ
Silvercrest証券を騙る勧誘に関するX(旧Twitter)での口コミはありませんでした。
Silvercrest証券を騙る勧誘の詐欺被害に遭った場合はどこに相談すべき?
Silvercrest証券を騙る勧誘などの詐欺被害に気づいたとき、「まずどこに相談すればよいのか?」と迷う方も多いでしょう。
実際には、相談先によって対応内容や返金の可能性が大きく異なるため、状況に応じて正しい窓口を選ぶことがとても重要です。以下では、それぞれの相談先の特徴やメリット・デメリットについて詳しく解説します。
- 弁護士なら照会制度を使って相手方の調査を行い、返金請求が可能
- 銀行やカード会社は支払いを停止できる可能性がある
- 警察は詐欺師を逮捕できる可能性があるが、返還請求までは対応していない
- 消費生活センターは様々な種類の詐欺について無料で相談可能

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弁護士なら照会制度を使って相手方の調査を行い、返金請求が可能
弁護士に相談する最大のメリットは「返金につながる手続きを直接進められること」です。

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これにより、名前も住所も分からない相手であっても、返金を請求すべき対象を特定できる可能性が高まります。
さらに、振込先口座を凍結し、残っている資金を「被害回復分配金」として返還させる手続きも可能です。詐欺グループが逃げ切る前に迅速に動ける点が、行政の窓口などにはない大きな強みです。

銀行やカード会社は支払いを停止できる可能性がある
被害が発覚してからの時間が短ければ、銀行やクレジットカード会社に連絡することで支払いを止められるケースもあります。特にクレジットカード決済の場合、「チャージバック制度」と呼ばれる仕組みにより、不正取引や詐欺的な利用が確認できれば、利用者に返金される可能性があります。
また、銀行振込であっても、まだ送金処理が完了していない場合や、詐欺の疑いが濃厚で口座が凍結されれば、資金を守れるケースがあります。ただし、すでに資金が引き出されてしまっている場合には対応が難しくなるため、特に被害が発生してから時間が経ってしまった場合には限界があります。
警察は詐欺師を逮捕できる可能性があるが、返還請求までは対応していない
警察に被害届を出すことは、加害者の逮捕や刑事罰に直結する可能性があるため重要です。実際、刑事事件として立件されれば、詐欺グループの活動を抑止する大きな効果があります。
しかし、警察は「加害者を処罰すること」が役割であり、「被害金を取り戻すこと」までは対応していません。

被害届が受理されたとしても、その後に返金される保証はなく、逮捕に至らないケースも少なくありません。さらに、警察は証拠が十分でなければ被害届を受け付けてくれない場合もあります。
つまり、警察に相談すること自体は大切ですが、それだけでは資金を取り戻すことは難しいのが実情です。返金を目指すのであれば、警察と併せて弁護士に相談し、返還請求を進めることが欠かせません。
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ただし、消費生活センターはあくまで「助言機関」であり、返金交渉や口座凍結などの具体的な対応を直接行うことはできません。あくまで入口としての利用に留まることが多いため、実際に被害金を回復したい場合には、弁護士など専門家への併用相談が不可欠です。
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