投資詐欺にあったら返金は難しい?返金率を上げてお金を取り戻すための方法を弁護士が解説

投資詐欺にあったら返金は難しい?返金率を上げてお金を取り戻すための方法を弁護士が解説

「必ず儲かる」「元本保証」といった甘い言葉に誘われて投資した結果、出金できなくなったり、連絡が取れなくなったりしていませんか?それは典型的な投資詐欺の手口かもしれません。

大切なお金を騙し取られた怒りや将来への不安で、冷静な判断が難しくなっている方も多いでしょう。

投資詐欺の被害金を取り戻すのは、残念ながら簡単ではありません。しかし、被害に気づいた直後から迅速に行動し、適切な手順を踏むことで、返金される可能性はゼロではありません。

この記事では、投資詐欺にあったと気づいた時に今すぐやるべきこと、返金請求の具体的な方法、返金の現実的な可能性、そして被害回復のために頼れる専門家の相談窓口について、詳しく解説します。

投資詐欺にあったら?返金率を上げてお金を取り戻すためのポイント
  • 「やり取り」「振込履歴」など、被害証拠をすぐに全て保全する
  • 金融機関に連絡し「口座凍結」を依頼する
  • 警察(#9110や相談窓口)に被害届を提出・相談する
  • 返金請求は弁護士に相談。交渉や訴訟など最適な方法を検討する
  • 「必ず取り戻せる」と謳う返金詐欺(二次被害)に注意する

一人で抱え込まず、まずはこの記事を読んで、返金に向けた第一歩を踏み出しましょう。

どのような証拠を集め、どの窓口に相談し、どのような手段を取れば返金の可能性を高められるのか。具体的な知識を身につけ、冷静に行動することが、大切なお金を取り戻すためのスタートラインです。

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投資詐欺にあったら今すぐやるべきこと

投資詐欺にあったら今すぐやるべきこと

投資詐欺の被害にあった可能性に気づいたら、時間が経過するほど返金の可能性は低くなります。パニックにならず、以下の行動を迅速に実行してください。

被害の証拠をすべて保全する

返金請求や警察への相談、裁判など、あらゆる手続きにおいて「証拠」が最も重要になります。犯人特定や被害の事実を立証するために、関連する資料をすべて集め、消去・破棄せずに保存してください。

  • 加害者とのやり取り
    • メール、LINEのトーク履歴(スクリーンショットだけでなく、可能ならテキストデータや履歴全体のバックアップ)、SNSのDM、通話録音など。
  • 相手の情報
    • 氏名(偽名の可能性あり)、会社名、住所、電話番号、ウェブサイトのURL、プロフィール画面のスクリーンショットなどのSNSアカウント情報。
  • 送金の記録
    • 銀行の振込明細書、ネットバンキングの振込履歴画面のスクリーンショット、クレジットカードの利用明細。
  • 勧誘・契約関連資料
    • 勧誘時に使われたパンフレット、ウェブサイトの画面、契約書、概要書面、投資アプリの取引履歴画面など。

LINEのトークルームを消されたり、相手のアカウントが削除されたりする前に、すぐに全ての情報を保存することが重要です。

金融機関(銀行)に連絡し口座凍結を依頼する

犯人の口座にお金が残っていれば、被害金を回収できる可能性があります。すぐに振込先の金融機関に対し、「詐欺被害にあったため、振込先口座を凍結してほしい」と連絡してください。

この手続きは「振り込め詐欺救済法(犯罪利用預金口座等に係る資金による被害回復分配金の支払等に関する法律)」に基づくものです。

  • 連絡先
    • ご自身が振込を行った金融機関(A銀行)と、振込先の金融機関(B銀行)の両方に連絡するのが望ましいです。
  • 必要なもの
    • 振込明細書、被害の経緯を説明できる資料(警察への相談記録などがあるとスムーズな場合があります)。

口座が凍結され、その口座に資金が残っていた場合、後に被害回復分配金として、一部または全額が返還される可能性があります。ただし、犯人がすでにお金を引き出している場合は、この方法での返金は難しくなります。一刻も早い連絡が鍵となります。

手続きの詳細は、金融庁のウェブサイトなども確認してください。

警察(サイバー犯罪相談窓口)に被害届を相談・提出する

被害金の返金請求は民事上の手続きがメインとなりますが、警察への相談も不可欠です。警察に相談することで、事件として捜査してもらえる可能性があり、犯人逮捕につながれば、示談交渉による返金も期待できます。

  • 相談先
  • 被害届の提出
    • 具体的な被害の証拠を持って相談し、被害届(または告訴状)の提出を目指します。被害届が受理されると、捜査が開始される可能性が高まります。
  • 金融機関への連絡にも有効
    • 警察に相談した際の「事件受理番号」などを金融機関に伝えることで、口座凍結の手続きがスムーズに進む場合があります。

ただし、警察の主な役割は犯人の検挙であり、直接的に返金請求を行ってくれるわけではない点には注意が必要です。「民事不介入」の原則から、当初は積極的に捜査してもらえないケースもありますが、証拠を揃えて粘り強く相談することが重要です。

投資詐欺の返金請求で必要な証拠とは?

投資詐欺の返金請求で必要な証拠とは?

前述の「今すぐやるべきこと」でも触れましたが、返金請求の成否は「どれだけ証拠を残せているか」にかかっています。証拠が不十分だと、犯人の特定も、被害の立証も困難になり、返金の道は極めて厳しくなります。

集めるべき証拠を再度整理します。

  • 相手を特定する情報
    • 氏名、住所、電話番号、メールアドレス
    • 法人名、法人の所在地、代表者名(商業登記簿で実在するか確認)
    • 振込先の銀行口座情報(金融機関名、支店名、口座番号、名義人)
    • SNSアカウント(URL、アカウント名、プロフィール画面)
    • 利用していたウェブサイト、アプリのURLや名称
  • 被害の事実を証明する資料
    • 銀行の振込明細書、ネットバンキングの取引履歴
    • クレジットカードの利用明細
    • 暗号資産(仮想通貨)の送金履歴(トランザクションIDなど)
    • 「投資」として送金した金額の総額がわかるもの
  • 詐欺的な勧誘があったことを示す証拠
    • メールやLINE、SNSのDMでのやり取りの全履歴
    • 「元本保証」「必ず儲かる」「あなただけ」といった違法な勧誘文句
    • 虚偽の説明が記載された資料(パンフレット、ウェブサイトのキャプチャ)
    • 通話の録音データ(「出金できない理由」を説明している部分など)

これらの証拠が多ければ多いほど、弁護士による交渉や裁判を有利に進めることができ、返金請求の可能性が高まります。相手に「証拠を消す」と言われても、慌てて要求に応じず、まずは保存を最優先してください。

投資詐欺の返金は難しい?お金が返ってこない現実と確率

投資詐欺の返金は難しい?お金が返ってこない現実と確率

投資詐欺の被害にあった方が最も知りたいのは、「結局、お金は返ってくるのか?」という点でしょう。

残念ながら、投資詐欺の被害金が全額返金される確率は、一般的に低いと言わざるを得ません。

投資詐欺の返金が難しい・返金されない理由

なぜ返金が難しいのか、その理由を知っておくことも重要です。

  • 犯人の特定が困難
    • SNSやマッチングアプリ上の偽名・偽プロフィール、海外のサーバーを経由したサイトなど、当初から身元を隠して詐欺が行われるため、相手を特定するのが難しいケースが多くあります。
  • 資金がすでに移動・費消されている
    • 騙し取られたお金は、すぐに別の口座(多くは海外)へ送金されたり、暗号資産に交換されたりして、犯人の手元に残っていないことがほとんどです。
  • 海外の業者が関与している
    • 詐欺グループの拠点が海外にある場合、日本の法律や警察権が及ばず、交渉や裁判が非常に困難になります。
  • 「投資の失敗」と主張される
    • 犯人側が「あくまで投資であり、損失が出ただけ。詐欺ではない」と主張した場合、詐欺であったこと(故意に騙す意図があったこと)を法的に立証する必要があります。

返金率や確率の現実

明確な統計データはありませんが、振り込め詐欺救済法による被害回復分配金の平均返還率は、年度によっては数パーセント~十数パーセント程度というデータもあります。これはあくまで「口座に資金が残っていた場合」の数字です。

投資詐欺全体で見れば、全額が返ってくる確率はさらに低いと予想されます。特に犯人が特定できないケースでは、返金は絶望的と言わざるを得ません。

しかし、これは「何もしなかった場合」の数字とも言えます。早期に証拠を保全し、弁護士などの専門家を通じて迅速に口座凍結や交渉、法的手続きを行えば、返金の可能性を高めることは可能です。

「難しいから」と諦めて泣き寝入りすることが、犯人グループを喜ばせるだけになってしまいます。

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投資詐欺のお金を取り戻す方法

投資詐欺のお金を取り戻す方法

返金が難しい現実があるとはいえ、諦めるべきではありません。被害金を取り戻すために取り得る、法的に認められた手段は存在します。

法的に認められた手段は以下の通りです。

  • 振り込め詐欺救済法に基づく分配金
  • 加害者(詐欺グループ)との直接交渉(示談)
  • 民事訴訟(裁判)による損害賠償請求
  • より強く処罰を求める刑事告訴

それぞれを以下で詳しく解説します。

振り込め詐欺救済法に基づく分配金

前述の通り、犯人が利用した銀行口座を凍結させ、その口座に資金が残っていた場合に適用される可能性があります。

この法律は、オレオレ詐欺などの「振り込め詐欺」を主な対象としていますが、「投資詐欺」であっても、詐欺に利用された口座であれば対象となる場合があります。

ただし、手続きには時間がかかり、口座に資金が残っていなければ返金はされません。また、他にも多くの被害者がいた場合、残高を被害額に応じて按分するため、全額が戻ってくるとは限りません。

加害者(詐欺グループ)との直接交渉(示談)

弁護士を通じて、相手方(身元が判明している場合)に対して内容証明郵便を送付するなどして、返金を求める交渉を行います。

犯人側が「逮捕されたくない」「裁判沙汰にしたくない」と考えた場合、交渉に応じ、被害金の一部または全額が返金される(示談が成立する)ケースがあります。

特に、犯人が逮捕・起訴された場合、刑事裁判で少しでも刑を軽くするために、被害者との示談(被害弁償)を試みることがあります。これは返金を実現する大きなチャンスの一つです。

民事訴訟(裁判)による損害賠償請求

交渉が決裂した場合や、相手が交渉に応じない場合は、裁判所に訴訟(民事裁判)を起こし、損害賠償請求を行います。

裁判で「詐欺行為があった」と認められ、勝訴判決を得ることができれば、法的に返金を命じることができます。

ただし、訴訟には時間と費用がかかります。また、勝訴しても相手に支払い能力(資産)がなければ、実際にお金を回収することはできません。相手の資産を差し押さえる手続きも必要になる場合があります。

より強く処罰を求める刑事告訴

警察に被害届を出すだけでなく、より強く処罰を求める意思表示として「告訴状」を提出(刑事告訴)する方法があります。

告訴状が受理されれば、警察は原則として捜査を開始する義務が生じます。捜査が進み、犯人逮捕へのプレッシャーが高まることで、前述の示談交渉が有利に進む可能性があります。

ただし、証拠が不十分な場合、告訴状はなかなか受理されないケースも多いため、弁護士に相談しながら進めるのが賢明です。

の詐欺は返金請求する権利があります

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投資詐欺の相談先はどこ?警察・弁護士など無料相談窓口

投資詐欺の相談先はどこ?警察・弁護士など無料相談窓口

投資詐欺にあったら、一人で悩まずに以下のような公的な相談窓口を活用することが極めて重要です。

それぞれの相談先の役割を理解し、適切に活用しましょう。

警察(#9110 または最寄りの警察署)

まずは被害の事実を公的機関に知らせるために、警察への相談は必須です。

  • 役割:事件の捜査、犯人の検挙。
  • 相談窓口:警察相談専用電話「#9110」、または最寄りの警察署の生活安全課、サイバー犯罪相談窓口
  • 注意点:直接的な返金請求は行わない(民事不介入)。証拠がないと動いてくれない場合がある。

金融庁・証券取引等監視委員会(SESC)

金融庁に登録されていない無登録業者が詐欺を行っている場合、情報提供窓口に連絡することも有効です。

消費生活センター(消費者ホットライン「188」)

投資詐欺も「消費者被害」の一環です。クーリング・オフが適用できるケース(まれですが)や、悪質な業者に関する情報を相談できます。

  • 役割:消費者トラブル全般の相談受付、助言、あっせん。
  • 相談窓口:最寄りの消費生活センター、または「188(いやや!)」に電話。
  • 注意点:法的な強制力(裁判や交渉の代理)はない。

弁護士・司法書士(詐欺被害に強い専門家)

被害金の返金を法的に実現するために、最も頼りになる相談先です。

  • 役割:法的な代理人として、交渉、口座凍結の支援、民事訴訟、刑事告訴など、返金請求に関するあらゆる手続きを行う。
  • 相談窓口:投資詐欺や消費者問題に強い法律事務所、司法書士事務所。「法テラス(日本司法支援センター)」でも相談可能(収入などの条件あり)。
  • 注意点:費用がかかる(ただし、無料相談を実施している事務所も多い)。司法書士は請求額が140万円以下の場合など、業務範囲に制限がある。

どこに相談すればよいか迷った場合、まずは警察に被害の事実を届け出た上で、「返金請求」を具体的に進めるために、弁護士の無料相談を利用するのが最も現実的かつ効果的なステップと言えます。

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投資詐欺の返金請求を弁護士に依頼するメリットと費用

投資詐欺の返金請求を弁護士に依頼するメリットと費用

自力での返金請求は、法的知識や交渉のノウハウが必要であり、精神的な負担も大きいため非常に困難です。投資詐欺の返金請求は、弁護士に依頼することを強く推奨します。

弁護士に依頼するメリット

弁護士に依頼するメリットは以下の通りです。

  • 返金の可能性を冷静に判断してくれる
    • 集めた証拠をもとに、相手の特定可能性や資産状況の見込みなどを踏まえ、現実的に返金が望めるか、どのような手段が最適かを法的に判断してくれます。
  • 相手方への強力なプレッシャーとなる
    • 弁護士が代理人として介入し、内容証明郵便を送付するだけで、相手が「裁判になるのは避けたい」と考え、交渉に応じるケースがあります。
  • 複雑な法的手続きを一任できる
    • 口座凍結の依頼、交渉、訴訟の準備・実行、強制執行など、専門的で煩雑な手続きをすべて任せることができます。被害者は精神的な負担から解放され、本業に集中できます。
  • 二次被害(返金詐欺)を防げる
    • 「必ず取り戻せる」と謳う悪質な業者を見抜き、法的に信頼できる対応を任せることができます。

弁護士費用の目安

弁護士費用が心配な方も多いでしょう。費用体系は事務所によって異なりますが、一般的には以下のようになっています。

  • 相談料:無料〜1時間1万円程度(初回無料相談を実施している事務所が多い)。
  • 着手金:依頼時に支払う費用。返金の成否にかかわらず発生する。数万円〜数十万円(被害額による)。最近は着手金無料の事務所もあります。
  • 報酬金:実際に返金された金額の一部(例:回収額の15%〜25%程度)を成功報酬として支払う。
  • 実費:交通費、郵便代、印紙代など、手続きにかかった実費。

被害額が少額の場合、弁護士費用の方が返金額より高くなるリスクもあります。

だからこそ、まずは無料相談を活用し、集めた証拠を見せた上で、返金の見込みと必要な費用の見積もりを明確に確認することが重要です。

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「必ず返金できる」は危険!投資詐欺の二次被害(返金詐欺)に注意

「必ず返金できる」は危険!投資詐欺の二次被害(返金詐欺)に注意

投資詐欺の被害者をさらに陥れる「二次被害」が多発しています。これは「返金詐欺」とも呼ばれ、非常に悪質です。

よくある二次被害の手口を知る

被害者は「なんとかしてお金を取り戻したい」という藁にもすがる思いでいるため、そこに付け込まれやすくなっています。

  • 弁護士や調査会社を名乗る「返金保証」業者
    • 「私たちは他の弁護士と違うノウハウがある」「必ず全額取り戻せる」などと甘い言葉で誘い、高額な「調査費用」や「着手金」を請求してきます。
  • 「手数料」「着手金」を名目に新たな詐欺を行うケース
    • 「犯人の口座を特定した」「海外の口座から資金を動かす手数料が必要」などと嘘をつき、返金のために必要だと信じ込ませて、さらにお金を振り込ませようとします。

高額な着手金トラブルに注意する

弁護士会なども、弁護士資格のない業者などの非弁護士や一部の悪質な弁護士・司法書士による高額な着手金トラブルについて警告しています。

「必ず取り戻せる」という言葉は、詐欺被害の返金においてはあり得ません。返金の可能性は、証拠や相手の状況次第だからです。

「確実」「100%」といった言葉を使う業者や専門家は、まず疑ってかかるべきです。

国際ロマンス詐欺や投資詐欺に関連し、弁護士会を名乗る二次被害への注意喚起も出ています。

二次被害を防ぐための注意点

二次被害を防ぐには、以下の点に注意しましょう。

  • 正式な弁護士・司法書士か確認する
    • 依頼する前に、必ず弁護士会や司法書士会のウェブサイトで、名前や登録番号を検索し、実在する正規の専門家か確認してください。
  • 契約前に費用・報酬体系を書面で確認する
    • 口頭の説明だけでなく、必ず契約書や委任状で、どのような場合にいくら費用が発生するのかを明確に確認します。
  • 不安な場合は弁護士会や法テラスに相談する
    • その専門家が信頼できるか不安な場合は、各地の弁護士会や法テラスに相談し、セカンドオピニオンを求めることも有効です。
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典型的な投資詐欺サイトの手口と事例

典型的な投資詐欺サイトの手口と事例

近年、SNSやインターネットを利用した投資詐欺の手口は以下のように非常に巧妙化しています。

自分が遭った被害がどのパターンに当てはまるか確認し、警察や弁護士への説明に役立ててください。

著名人なりすまし・SNSの投資グループへの勧誘

警察庁国民生活センターも、SNS型の投資詐欺について強く警告しています。FacebookやInstagram、LINEなどで、有名な投資家や経済評論家、実業家になりすましたアカウントから、「儲かる投資情報を教える」と勧誘される手口です。

  • 著名人の写真や名前を無断で使用した広告。
  • LINEのオープンチャットや非公開グループに招待され、最初は少額の利益を出させて信用させる。
  • 「さらに大きな利益が出る」と高額な追加投資を要求され、最終的に出金できなくなる。

国際ロマンス詐欺から投資詐欺へ発展するケース

国民生活センター警察庁(デジタル庁経由)も、国際ロマンス詐欺から発展する投資詐欺について注意喚起を行っています。マッチングアプリなどで知り合った外国人(を名乗る人物)と恋愛関係になったと見せかけ、信頼させた上で投資に誘う手口です。

  • 「二人の将来のため」「自分もこれで儲けている」と、偽の投資サイトやアプリを紹介される。
  • 最初は利益が出ているように見せかけ、信用させて多額の資金を入金させる。
  • 出金しようとすると「税金が必要」「保証金が必要」などと理由をつけて追加の支払いを要求され、最後は連絡が取れなくなる。

出金できない仕組み(税金・手数料などの追加要求)

詐欺サイトやアプリの多くは、見た目上は利益が出ているように表示されます。しかし、被害者がいざ出金(換金)しようとすると、様々な名目で追加の支払いを要求してきます。

  • 「利益が出た分の税金を先に納めないと出金できない」
  • 「出金手数料(保証金)が必要」
  • 「口座が凍結された。解除に費用がかかる」

これらはすべて、さらにお金を騙し取るための嘘です。一度支払っても、また別の理由をつけて要求され、絶対に出金できることはありません。

投資詐欺サイトの特徴と被害を防ぐための見分け方

投資詐欺サイトの特徴と被害を防ぐための見分け方

政府広報オンラインでも注意喚起されているように、怪しい「儲け話」には共通する特徴があります。

これから投資を考えている方や、すでに投資しているサイトが怪しいと感じている方は、以下の特徴に当てはまらないか確認してください。

  • 運営会社情報や所在地が不明なサイトに注意する
    • ウェブサイトの「会社概要」や「特定商取引法に基づく表記」を確認し、実在する会社名、住所、電話番号が記載されているか確認します。住所がデタラメだったり、海外の住所(私書箱など)だったりする場合は非常に危険です。
  • SNS広告やLINE勧誘で「必ず儲かる」と謳うケース
    • 金融商品取引法において、「元本保証」や「必ず儲かる」といった断定的な表現で投資を勧誘することは禁止されています。このような謳い文句は詐欺の典型です。
  • 出金前に「手数料」「税金」などを請求されるサイト
    • 正規の金融取引において、利益にかかる税金は利益から差し引かれるか、投資家自身が確定申告して納付するものです。出金前に「税金」名目で振込を要求するサイトは100%詐欺です。
  • 金融庁の登録を確認する
    • 日本国内で投資助言や金融商品の取引を行う業者は、原則として金融庁の登録が必要です。「金融商品取引業者登録一覧」などで、その業者が正規の登録業者か必ず確認してください。特に暗号資産(仮想通貨)関連の詐欺も増えていますので、交換業者の登録確認は必須です。

投資詐欺の返金成功事例から学ぶポイント

投資詐欺の返金成功事例から学ぶポイント

返金が難しい投資詐欺ですが、実際に被害金の一部または全額を取り戻せたケースも存在します。成功事例には共通するポイントがあります。

実際に返金が実現したケースの特徴

実際に返金が実現したケースには以下のような特徴があります。

  • 被害発覚後、即座に行動した
    • 詐欺だと気づいてから数日以内に弁護士に相談し、迅速に口座凍結や交渉を開始した。
  • 決定的な証拠が残っていた
    • 相手とのやり取り(特に「詐欺だ」と立証できる内容)や、送金記録が明確に残っていた。
  • 相手(詐欺グループ)の身元や口座が国内にあった
    • 犯人グループが国内で活動しており、口座も国内の銀行だったため、弁護士による交渉や法的手続きが迅速に進んだ。

これらの特徴からわかるように、詐欺だと気づいた瞬間に証拠を確保し、一刻も早く専門家(弁護士)に相談して法的措置を開始することが、返金を実現するために極めて重要です。

弁護士が介入したことで返金が成功した実例

フォートレス国際法律事務所や一般的な法律事務所の事例として、弁護士が介入したことで、警察が動いていなかった口座を凍結させたり、相手方との交渉で「刑事告訴も辞さない」という強い姿勢を見せたりすることで、示談交渉が成立し、被害金の一部が返還されたケースなどがあります。

泣き寝入りせず、専門家を頼って「法的に請求する」という行動を起こしたことが、返金につながったと言えます。

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投資詐欺にあったら返金できる?よくある質問を紹介

投資詐欺にあったら返金できる?よくある質問を紹介

投資詐欺の被害に関して、多くの方が抱える疑問や不安についてのよくある質問を解説します。

特に時効、海外業者、警察の役割、弁護士費用などは、返金請求を進める上で重要なポイントです。

Q. 投資詐欺の返金に時効はありますか?

A. あります。民法上、損害賠償請求権は「被害者が損害及び加害者を知った時から3年間」または「不法行為の時から20年間」で時効により消滅します。

詐欺だと気づいたら、時効を気にする以前に、1日でも早く行動する必要があります。

Q. 海外業者・暗号資産詐欺でも返金は可能ですか?

A. 非常に困難ですが、可能性はゼロではありません。 海外業者の場合、日本の法律で裁くことが難しく、費用も高額になります。 暗号資産(仮想通貨)の場合、送金先が特定できても、そのウォレットの持ち主を特定することは極めて困難です。

しかし、交換業者の口座が特定できるなど、わずかな望みがある場合もあります。まずは証拠を持って弁護士にご相談ください。

Q. 警察に届け出たらお金は返ってくるのですか?

A. 警察が直接お金を取り返してくれるわけではありません。 警察の役割は犯人を逮捕し、事件を捜査することです。ただし、犯人が逮捕された結果、示談交渉が進み、返金される可能性はあります。

返金請求自体は、被害者が民事(弁護士への依頼など)で進める必要があります。

Q. 弁護士費用や相談費用はどれくらいですか?

A. 法律事務所によって様々です。 多くの事務所では「初回相談無料」としています。

まずは無料相談を利用し、ご自身のケースで返金の見込みがどれくらいあるか、依頼した場合の費用は総額でいくらになりそうか、明確な見積もりをもらうことが重要です。

費用倒れにならないかどうかも含めて、率直に相談してみましょう。

投資詐欺にあったら、泣き寝入りせず返金の一歩を踏み出そう

投資詐欺にあったら、泣き寝入りせず返金の一歩を踏み出そう

投資詐欺の被害にあい、大切なお金を失ったショックは計り知れません。 「返金は難しい」という現実を前に、絶望し、誰にも相談できず、泣き寝入りしてしまう方も少なくありません。

ですが、諦めてしまったら、犯人の思う壺であり、お金が戻る可能性は完全にゼロになってしまいます。

被害に気づいた「今」が、返金の可能性が最も高い瞬間です。 まずは、この記事で解説した「証拠の保全」を徹底し、振込先金融機関へ連絡してください。

そして、一人で抱え込まず、警察、消費生活センター、そして私たち弁護士のような専門家に、すぐに相談してください。

フォートレス国際法律事務所の無料相談を活用し、ご自身の状況で何ができるのかを知るだけでも、精神的な負担は軽くなるはずです。

返金への道は険しいかもしれませんが、その一歩を踏み出す勇気を持ちましょう。

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