BNY hubを名乗る投資プラットフォームへの勧誘に関するトラブルが増加しています。
SNS広告やLINEグループを通じて接触し、実在する証券会社を装ったサイトやアプリで利益が出ているように見せかける一方、出金時には「管理費用」などの名目で追加送金を要求される点に注意が必要です。
こうした手口は一見すると正規の投資サービスと見分けがつきにくく、被害が拡大しやすい傾向にあります。本記事では、弁護士の視点から当該勧誘の特徴や不審点、見抜くためのポイントについて解説します。
- SNS広告からLINEグループへ誘導する投資勧誘
- 実在の証券会社を装ったサイト・証明書による信用付け
- 出金時に外部から追加送金を要求する仕組み
上記の通り、BNY hubを名乗る勧誘は詐欺の可能性が高いです。
既にBNY hubを名乗る勧誘に入金してしまった場合は、すぐに弁護士に相談することで返金請求ができる可能性があります。

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BNY hubを名乗る勧誘に関するトラブルの概要

BNY hubを名乗る投資プラットフォームに関する勧誘トラブルが急増しています。SNS広告やメッセージアプリを通じて接触し、実在の金融機関を想起させる名称やサイト表示を用いることで信用させた上で、投資資金の送金を促す手口が確認されています。
特に、サイト上には「バンクオブニューヨークメロン証券株式会社」といった表記が見られ、正規の金融機関を装ったなりすましの可能性が指摘されている点には注意が必要です。

また、「BNY hub」というサービス表記以外にも「BNYHub」や「Bny Hub」など複数のパターンの存在も確認されています。いずれもトラブルとの関連性が指摘されているため、表記パターンの違いにも注意が必要です。
正規のBNYが「なりすまし」に関する注意喚起を行っている
BNYメロン・インベストメント・マネジメント・ジャパン株式会社は、公式サイトにおいて、同社やグループ名をかたる詐欺的な投資勧誘が発生しているとして注意喚起を行っています。
具体的には、SNSやメッセージアプリを通じて投資話を持ちかけられ、資金の送金を促される事例が報告されており、同社はこうした勧誘に関与していない旨を明確にしています。

出典:BNY公式サイト
BNY hubを名乗る勧誘から被害につながる経緯

BNY hubを名乗る勧誘は、SNSを起点として段階的に信用を築き、最終的に高額な送金へと誘導する流れが確認されています。
これらの流れは一見すると正規の投資プロセスのように見えますが、各段階において被害を拡大させる仕組みが組み込まれています。以下では、それぞれの段階ごとに具体的な内容を解説します。
SNS広告からLINEグループへ誘導
トラブルのきっかけとなるのは、Instagram上に表示された投資関連の広告であることが多いようです。広告をタップすると外部サイトや直接の勧誘ではなく、LINEのグループチャットへと誘導される仕組みとなっており、この段階で警戒心を下げる工夫が見られます。
LINEグループは「資産倍増」など魅力的な名称が付けられており、あたかも有益な投資コミュニティであるかのように装われています。このような閉鎖的な環境に誘導することで、外部からの客観的な情報を遮断し、信頼関係を構築しやすくする点が特徴です。
グループ内での投資情報配信と信用構築
LINEグループ内では、「先生」や「アシスタント」と名乗る人物が登場し、日々投資に関する情報や成功事例が発信されるようです。これにより、参加者は専門家によるサポートを受けているかのような印象を抱きやすくなります。
また、他の参加者が利益を上げているような投稿が繰り返されることで、投資の安全性や確実性を錯覚させる効果もあります。このような環境下で徐々に信頼を積み重ねることで、最初の入金への心理的ハードルが下がる仕組みです。
複数回にわたる入金と利益の演出
初回は比較的少額から投資を開始させ、その後、追加投資を繰り返し促される流れが見られます。専用のサイトやアプリ上では利益が増加しているように表示されるため、利用者は投資が順調に進んでいると信じ込みやすくなります。
さらに、「証券会社名義の入金証明書」などが提示されることで信頼性が補強され、より高額な入金へと誘導される傾向があります。この段階では、実際の取引が行われているかは不明であり、表示上の利益は演出である可能性も否定できません。
出金時の追加費用請求と返金拒否
利益が出ていると認識した段階で出金を申し出ると、「管理費用」や「手数料」といった名目で追加の支払いを求められるケースが確認されています。
特に問題となるのは、これらの費用が口座内の資金から差し引かれるのではなく、外部からの送金として要求される点です。
支払いが困難な場合には出金自体が拒否されることもあり、結果として元本すら回収できない状況に陥るおそれがあります。このような対応は、正規の金融サービスでは通常考えられない不自然な構造です。

BNY hubを名乗るサイトの情報を調査した結果

BNY hubの信頼性を確認するためには、運営元の実態を明らかにしておく必要があります。そこで、以下の点を調査してみました。
どのような運営元によって作られたサイトなのか、また所在地や連絡先などの情報が開示されているか確かめておきましょう。
BNY hubを名乗るサイトの基本情報

| URL | https://investhub-bnye.com |
| 運営会社 | 不明 |
| 所在地 | 不明 |
| 代表者名 | 不明 |
| 電話番号 | 不明 |
| メールアドレス | 不明 |
| ライセンス | 不明 |
BNY hubを名乗るサイトについて確認したところ、以下のように正規のBNYの商号や登録番号などが記載されていました。

しかし、前述の通り正規のBNYがなりすましに対する注意喚起を行なっている事実や、関係性が確認できない状況を踏まえると、当該サイトの記載内容が虚偽である可能性は否定できません。
このように情報の信頼性が低い場合は、正規企業の名称が記載されている場合でも慎重な対応が求められます。
BNY hubを名乗るサイトのwhois情報
| 項目 | investhub-bnye.com |
| ドメイン登録日 | 2026年2月1日 |
| 有効期限 | 2027年2月1日 |
| レジストラ | NameMart Pte. Ltd. |
| 登録国 | 不明(非公開) |
| 登録者情報 | 非公開 |
Bny hubを名乗るサイトのwhois情報から読み取れることは以下の通りです。
- ドメイン取得が2026年2月と極めて新しい
- 登録者情報が非公開で運営実態が不透明
- 有効期限が1年のみで短期運用の可能性
- Cloudflare利用により実サーバー情報を秘匿
これらの情報から、Bny hubを名乗るサイトは長期的なサービス運営を前提としたものではなく、短期間での利用を想定して開設された可能性が考えられます。
加えて、登録者情報の非公開や運営主体の不透明さは、利用者にとって重大なリスク要因となります。金融サービスを装うサイトとしては信頼性に乏しく、慎重な判断が求められる典型的なケースといえるでしょう。
BNY hubの関連アプリ
BNY hubに関連するアプリの存在も一部で報告されていますが、App StoreおよびGoogle Playストア上で現在確認できるものは見当たりませんでした。
一方で、外部のアプリ分析サイト(chrome-stats)によると、「Bny Hub」と称するアプリが過去にGoogle Playストア上に存在していたものの、2026年2月10日に削除されていることが確認できました。

出典:chrome-stats
また、当該アプリはダウンロード数が極めて少なく、開発者情報も不明確であるなど、信頼性に疑問が残る点が見受けられます。通常、正規の金融機関が提供するアプリであれば、長期間安定して公開され、十分な利用実績や明確な運営情報が確認できるのが一般的です。
こうした点からも、本件に関連するアプリについては、正規サービスとは異なる性質を持つ可能性があり、慎重な判断が求められます。
BNY hubを名乗る勧誘に関する不審点

BNY hubを名乗る勧誘に関しては、運営者情報以外にも複数の不審な点が確認されています。
具体的な不審点について一つずつ解説していきます。
ドメインがサービス名称と無関係
BNY hubを名乗るサイトのドメイン「investhub-bnye.com」は、「BNY hub」というサービス名称と完全には一致しておらず、不自然な文字列が含まれています。
正規の金融機関や投資サービスであれば、ブランド名と整合性のあるシンプルなドメインを使用するのが一般的です。一方で、このように名称と一致しないドメインは、既存の信頼ある名称に似せて作られた可能性があり、利用者を混乱させる意図が疑われます。
ドメインの不自然さは見落とされやすいポイントですが、サービスの信頼性を判断するうえで重要な手がかりとなります。
LINEグループの作成者が不在
BNY hubを名乗るサービスと関連するLINEグループの存在が報告されていますが、実際に調べてみたところ作成者がすでにグループから退会していることが確認できました。

信頼性の高い金融機関であれば、サポート用のLINEグループの作成者がすでに退会しているのは不自然です。サポートの継続性に不安が残る状況であり、安全性に疑念が残ります。
出金時に外部から追加送金を要求される
利益が出ていると説明された後に出金を申し出ると、「管理費用」などの名目で追加の支払いを求められる特徴が見られます。特に問題となるのは、これらの費用が口座内の資金から差し引かれるのではなく、外部からの送金として要求される点です。
正規の金融サービスであれば、手数料は保有資産の中から精算されるのが一般的であるため、別途送金を求める対応は不自然です。このような要求は、さらに資金を引き出すことを目的とした典型的な手口と一致しており、強い警戒が必要です。
振込先が複数の個人口座となっている
投資資金の送金先として、会社名義ではなく複数の個人名義口座が指定されている点も大きな不審点です。金融商品を取り扱う正規の事業者であれば、顧客資金は厳格に管理され、法人名義の専用口座で取り扱われるのが通常です。
しかし、複数の個人口座が使い分けられている場合、資金の流れを追跡しにくくする意図がある可能性も考えられます。このような資金管理の不透明さは、利用者にとって重大なリスクとなるため、特に注意が必要です。
招待コードを求められる
BNY hubを名乗るサイトでは、サービスの利用開始時や投資手続の過程で「招待コード」の入力を求められる構造になっています。

一見すると会員制サービスや限定コミュニティのような印象を与えますが、正規の金融機関が投資の可否を招待コードで制限することは通常ありません。
このような仕組みは、外部からのアクセスを制限し、内部の情報を閉鎖的にすることで不審点に気付きにくくする目的があると考えられます。
また、特定の紹介者を介した構造にすることで信頼関係を演出し、警戒心を下げる効果もあります。こうした点からも、招待コードの存在自体が注意すべき重要なサインといえるでしょう。
BNY hubの名称が悪質業者に利用されやすい理由

BNY hubのような名称は、実在する金融機関を想起させるため、悪質業者による詐欺的勧誘に利用されやすい特徴があります。
このような名称がなぜ詐欺的勧誘に利用されやすいのかについては、単なる偶然ではなく、利用者の心理や情報環境を巧みに利用した背景があります。以下では、金銭を騙し取る手口としてどのように機能しているのかを具体的に解説します。
実在する金融ブランドを想起させやすい
「BNY」という名称は、世界的に知られる金融機関を連想させる略称であり、投資や資産運用に関心のある人ほど一定の信頼感を抱きやすい特徴があります。
完全に無関係でありながらも実在ブランドを想起させる名称を用いることで、利用者に安心感を与えられるからです。特に金融分野では、ブランド力が信頼性の判断材料になりやすいため、こうした名称の流用は警戒心を下げる要因となります。
結果として、サービスの実態を十分に確認しないまま利用してしまうリスクが高まります。
名称が抽象的で偽サイトを作りやすい
「BNY hub」のような名称は具体的な企業名ではなく、ある程度抽象的であるため、ドメインやサイトを複数パターンで作成しやすいという特徴があります。
例えば、単語の組み合わせやスペルの一部を変更するだけで、類似したサイトをいくつも構築することが可能です。このような柔軟性は、短期間でサイトを量産し、発覚後に別の名称で再展開する際にも有利に働きます。
結果として、利用者が正規サービスとの違いに気付きにくくなる構造が生まれてしまうのです。
利用者が正規情報と誤認しやすい環境
インターネット上では、検索結果やSNS広告を通じて多様な情報に触れる機会があり、その中で真偽を見極めることは容易ではありません。特に、実在する金融機関に似た名称が使われている場合、公式サイトや正規サービスであると誤認してしまうリスクが高まります。
また、LINEグループなど閉鎖的な環境に誘導されることで、外部の情報と照らし合わせる機会が減少し、不審点に気付きにくくなります。このような情報環境が、名称の悪用をさらに助長していると考えられます。
BNY hubを名乗る勧誘で不審点を見抜くポイント

BNY hubを名乗る勧誘には、一見すると見過ごしてしまいがちな違和感が複数存在します。しかし、それらを一つひとつ確認していくことで、早い段階でリスクに気付くことが可能です。
ここでは、これまでの調査結果をもとに、特に注意すべきポイントをまとめました。
- SNS広告からLINEへ誘導される構造
- SNS広告から直接取引ではなくLINEグループへ誘導される場合、閉鎖的な環境で情報をコントロールされるおそれがあります。正規の金融機関がこのような手法を用いることは通常なく、慎重な判断が求められます。
- 実在金融機関を想起させる名称使用
- BNYのように実在する金融機関を連想させる名称が使われている場合、安心感を利用した誘導の可能性があります。名称だけで信頼性を判断せず、運営主体の実在性を確認することが重要です。
- サイトに運営情報の記載がない
- 運営会社や所在地、連絡先など基本情報が確認できないサイトは、信頼性に重大な問題があります。金融サービスであれば必須の情報が欠如している点は、不審なサービスに共通する特徴といえます。
- 出金時に外部送金を求められる
- 利益確定後に「管理費用」などを理由として追加送金を求められる場合は注意が必要です。正規のサービスであれば、手数料は口座内資金から処理されるのが一般的であり、このような対応は不自然です。
- 振込先が複数の個人口座となる
- 資金の送金先が法人ではなく個人名義である場合、資金管理の透明性に大きな問題があります。複数口座が指定される場合は特にリスクが高く、関与を控えるべき重要な判断材料となります。
- ドメインとサービス名に不自然な差異
- サービス名称と一致しない不自然なドメインは、類似名称を利用した偽サイトの可能性があります。細かな違いであっても、信頼性を判断するうえで見逃してはいけないポイントです。
これらのポイントはいずれも単独では些細に見えるかもしれませんが、複数が重なることでリスクは大きく高まります。特に、SNS誘導・名称の信頼性・出金時の対応といった要素が組み合わさっている場合には、典型的な投資詐欺の構造と一致する可能性があります。
少しでも違和感を覚えた場合には、安易に資金を送金せず、専門家の意見を確認するなど慎重な対応を心がけることが重要です。

BNY hubを名乗る勧誘に関する口コミ・実際の被害事例

次に、SNSや掲示板上の情報も確認しながら、実際に報告されている内容について見ていきましょう。
X(旧Twitter)の口コミ
国際的な投資期間がLINEで勧誘を行うこと自体が不自然
BNYメロンのような国際的な機関投資家が、LINEグループで個別に口座開設できることに違和感がありませんか?。
本来、厳格なコンプライアンスの下で運用されるべき情報が、なぜ日常的なチャットツールで語られるのでしょうか。
その場の空気感に流されず、一度立ち止まる賢明さが必要です。
X(旧Twitter)
国際的な金融機関がLINEのような私的チャットで口座開設や投資勧誘を行うことは通常想定されず、強い違和感を持つべき状況です。利便性を装った接触ほど慎重に見極め、冷静に判断する姿勢が重要といえます。
Yahoo!知恵袋の口コミ
BNYを名乗る投資詐欺である可能性
BNYを名乗って投資詐欺が行われているようです。
貴方の質問はこうしたBNYを名乗っての偽サイト、なりすましサイトに関しての質問なのかもしれません。
実は非常に被害者が多い中国系の詐欺グループが実在する金融機関の偽サイト、なりすましサイトの類を多数立ち上げており、かなり多くの被害者が出ていることが分かっています。
サイト名やロゴを盗用したなりすましサイトやサイトの文章や画像を盗用したような詐欺サイトが多数確認されていて以下のページにまとめがあります。こうした詐欺サイトへの勧誘はLINEグループ (オープンチャット)を勧誘の場として行われる場合が多いです。
Yahoo!知恵袋
実在する金融機関を装った偽サイトの乱立や、LINEグループを利用した勧誘は近年の投資詐欺で頻発する手口です。特定の属性に限らず組織的に行われるケースも多く、名称や外観だけで信用せず、情報の真偽を慎重に確認する姿勢が重要です。
掲示板の口コミ
高い利益率の提示には警戒が必要
「BNYHub」のような架空の取引所に騙されないためには、以下の点に注意してください。
過度に高い利益率を約束する: 正規の投資にはリスクが伴います。異常に高い利益率を約束する取引所やプラットフォームは、詐欺の可能性が高いです。
詐欺相談なび
SNSでの勧誘による被害が続出している
BNYHubからの出金が困難になる可能性があるとの情報が入っております。
SNS上での勧誘には十分ご注意ください。
Instagram、TwitterなどのSNS、あるいはマッチングアプリにおいて、甘言を弄して投資を勧誘する事例が報告されております。このような勧誘は決して信用しないでください。
また、InstagramやFacebookなどのプラットフォームに掲載されている投資広告にも注意が必要です。近年では、Xやマッチングアプリにも投資詐欺業者が潜伏していることが確認されています。そのため、突然のフレンド申請や、見知らぬ方からの投資話を持ちかけられた場合には、詐欺の可能性を疑ってください。
詐欺被害ジャパン
これらの口コミからは、BNY hubを名乗るサービスについて、高利益を強調した勧誘や出金困難といった典型的な投資トラブルの特徴が指摘されていることが分かります。
特にSNSや広告を起点とした接触が多く、利用者の警戒心を下げる構造が共通して見られます。こうした複数の注意喚起が一致している点からも、慎重な判断が求められる状況といえるでしょう。
BNY hubを名乗る勧誘の詐欺被害に遭った場合はどこに相談すべき?
BNY hubを名乗る勧誘などの詐欺被害に気づいたとき、「まずどこに相談すればよいのか?」と迷う方も多いでしょう。
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弁護士なら照会制度を使って相手方の調査を行い、返金請求が可能
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銀行やカード会社は支払いを停止できる可能性がある
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