言の葉(u-kotonoha.jp)の占いを登録前に確認!料金・運営会社と占い詐欺の特徴

言の葉(u-kotonoha.jp)の占いを登録前に確認!料金・運営会社と占い詐欺の特徴

「言の葉」(u-kotonoha.jp)の占いについて検索してこのページにたどり着いた方の多くは、次のいずれかの状況にあるのではないでしょうか。

  • 登録してみたものの、料金の仕組みがよく分からない
  • 鑑定メールに画像が添えられていて、開いていいのか迷っている
  • 気づいたら、支払った総額がかなりの金額になっていた
  • これまで支払った分は、もう戻らないと思っている
  • 退会したいが、どうすればいいのか分からない
  • 支払ったお金を取り戻せるのか知りたい
  • 占い詐欺ではないかと不安になっている

当事務所には、占いサイトに関するご相談が寄せられています。複数のサイトに登録されていた方から、その一つとして「言の葉」のお名前をうかがうこともあります。

「まだ大きな金額は払っていないが、このまま続けて大丈夫か」「気づいたら数十万円になっていたが、今さら何かできるのか」——ご相談の内容はさまざまです。

判断の材料になるのは、料金の仕組みがどう書かれているか、利用規約に何が定められているか、運営会社を特定できるかといった点です。

ご相談の内容をもとに、言の葉について公開されている記録を確認しました。特定商取引法に基づく表記、利用規約、料金表といったサイト内の記載に加え、国税庁の法人番号公表サイト、総務省の届出電気通信事業者一覧、ドメインの登録情報まで、確認できる範囲をたどっています。

先に一点だけお伝えします。言の葉のサイトには「返金はしない」旨が記載されていますが、この記載があることと、支払ったお金を取り戻せる可能性がなくなることは、別の問題です。 詳しくは記事の後半で説明します。

退会の方法を今すぐ知りたい方はこちら
支払ったお金について知りたい方はこちら

すでに料金を支払っている方へ。支払った金額が大きいほど、記録の重要性も増します。 言の葉では、鑑定案内とやり取りの履歴が2週間で破棄されます。先に記録を保存したうえで、一度ご相談ください。

言の葉の詐欺は弁護士に相談

言の葉(u-kotonoha.jp)とはどんな占いサイトか

言の葉(u-kotonoha.jp)とはどんな占いサイトか

言の葉は、メールで鑑定師に相談する形式の占いサービスです。基本情報を整理すると、次のようになります。

項目内容
サービス名言の葉
URLu-kotonoha.jp
運営会社株式会社ことのは
所在地東京都渋谷区渋谷3丁目1番9号 YAZAWAビル3階
運営責任者松井圭太
電気通信事業 届出番号A-30-16373
サービス内容メールで鑑定師に相談する占いサービス
料金1ポイント10円/鑑定依頼135ポイント(1,350円)、鑑定画像の閲覧50ポイント(500円)
支払い方法銀行振込/クレジットカード/電子マネー3種/後払い2種
退会方法トップページの「退会申請」から連絡(手数料なし)
ドメイン登録日2025年8月21日

これらはいずれも、登録しなくてもサイト上で確認できる内容です。以下では、トップページに何が掲載されているかから順に見ていきます。

トップページに鑑定師の紹介は掲載されていない

言の葉のトップページにあるのは、和柄のメインビジュアルと「〜あなたの運命が動き出す〜」というキャッチコピー、そして「会員登録」「無料鑑定」「ログイン」へのリンクです。

▼言の葉のトップページ

言の葉-トップページ

フッターには「利用規約」「会社概要」「特定商取引法に基づく表記」「プライバシーポリシー」「退会申請」の5つが並んでいます。

料金については、トップページから「鑑定料(料金表)」を開いて確認できます。どのような場面でいくらかかるのかが、登録前の段階で確認できる形になっています。

一方で、どのような占術を用いるのか、誰が鑑定するのかは、トップページには書かれていません。料金表には「鑑定師を探す 完全無料」という項目がありますが、この機能を利用するには会員登録が必要です。

また「無料鑑定をご用意。ご登録後にご利用下さい。」という案内もありますが、こちらも登録後でなければ利用できません。

静岡県の「言の葉の館」とは別のサービス

「言の葉」という名前で検索すると、静岡県を中心に展開している占いグループ「言の葉の館」の情報も表示されます。こちらは実在する占いの店舗を持つ事業者で、この記事で取り上げている言の葉とはまったく別の事業者です。

このほかにも「幸叶」「叶」など、名称の一部が重なる占いサイトが複数存在します。

この記事で取り上げているのは、株式会社ことのはが運営する「u-kotonoha.jp」です。情報を確認する際には、サービス名だけでなく、運営会社名とURLをあわせて照合してください。

パソコンからは閲覧できずスマートフォン専用

言の葉のURLをパソコンのブラウザで開くと、次の画面が表示されます。

当サイトはモバイル専用となりますので、携帯・スマートフォンからアクセス頂きますようお願い致します。

▼パソコンからアクセスしたときに表示される画面

言の葉-PCアクセス時の画面

サイトの内容を確認できるのは、スマートフォンまたは携帯電話からのみです。

この点は、後から状況を確認したい場面で影響します。家族が利用していた形跡を調べたい、支払いの経緯をあとから確認したいという場合でも、本人のスマートフォンからでなければ会員ページを開けません。記録の保存も、同じ端末で行う必要があります。

なお、特定商取引法に基づく表記・利用規約・会社概要・プライバシーポリシー・料金表の各ページは、登録していなくても、スマートフォンから誰でも閲覧できます。

登録を試みたが返信は確認できなかった

ご相談の中には、登録しようとしたものの返信が届かなかったという話もうかがっています。トップページの「会員登録」を開くと、記載されたアドレスへ空メールを送るよう案内されます。

▼トップページの「会員登録」から表示される画面

言の葉-会員登録画面

実際にご相談者様のお話をお伺いしながら確認した記録は、次のとおりです。

時刻操作
11:27トップページの「会員登録」から空メールを送信
11:33「無料鑑定」の導線から空メールを送信

いずれも、返信は確認できませんでした。 迷惑メールフォルダにも届いていません。

なお、トップページには「無料鑑定をご用意。ご登録後にご利用下さい。」という案内とあわせて「無料鑑定」へのリンクが設置されていますが、開くと表示されるのは会員登録の案内と同じ画面です。 無料鑑定を受けるための別の手順が用意されているわけではありません。

返信が届かなかった理由については、確認できていません。ただし、登録が完了していない状態でも、料金体系や利用規約、運営会社に関する情報は確認できます。

特定商取引法に基づく表記、利用規約、会社概要、料金表はいずれも公開されており、運営会社については国税庁や総務省の記録から追うことができます。

以下では、登録しなくても確認できる範囲で、言の葉の料金・規約・運営会社について整理していきます。

【参考】

・言の葉公式サイト(https://u-kotonoha.jp/)

・言の葉公式サイト-特定商取引法に基づく表記(https://u-kotonoha.jp/nonmember_tokutei.html)

・言の葉公式サイト-会社概要(https://u-kotonoha.jp/kaishagaiyou.html)

・言の葉公式サイト-鑑定料(料金表)(https://u-kotonoha.jp/ryoukinhyou.html)

言の葉の料金について

言の葉の料金について

占い詐欺の相談では、1回あたりの単価が小さいために支払いの総額を把握しづらいという点がよく指摘されます。気づいたときには数十万円になっていた、というご相談も少なくありません。 言の葉の料金体系を確認します。

言の葉はポイント制のサービスで、1ポイントが10円です。料金は特定商取引法に基づく表記のほか、トップページの「鑑定料(料金表)」からも確認できます。

無料でできることと料金が発生すること

料金表には、無料の項目と有料の項目が次のように整理されています。

項目料金
登録完全無料(0pt)
鑑定メールを読む完全無料(0pt)
鑑定画像を送る完全無料(0pt)
鑑定師を探す完全無料(0pt)
鑑定表作成完全無料(0pt)
MY占い師追加完全無料(0pt)
各ジャンル鑑定依頼135pt(1,350円)
鑑定メール添付画像閲覧(初回閲覧時のみ)50pt(500円)

▼言の葉の「鑑定料(料金表)」ページ

言の葉-ポイント表

届いたメールを読むことは無料です。料金が発生するのは、鑑定を依頼したときと、添付された画像を開いたときの2つの場面です。

鑑定結果の画像を開くと別途500円がかかる

押さえておきたいのは、料金の発生する場面が2つあるという点です。

  • 鑑定を依頼する … 1,350円
  • 届いた鑑定画像を開く … 500円(画像1枚につき、初回の閲覧時のみ)

鑑定を依頼して回答を受け取り、そこに画像が添えられていた場合、開いた時点でさらに500円が発生します。依頼と画像の開封を合わせると、1回のやり取りで1,850円です。

利用規約の第8条2項にも、「全鑑定依頼135Pt、全鑑定画像開封50Pt」の料金が発生する旨が記載されています。ただし特定商取引法に基づく表記と利用規約には、料金表にある「初回閲覧時のみ」という限定は書かれていません。

メールの本文を読むだけなら無料ですが、そこに画像が添えられていれば、開いた時点で課金されます。料金の全体像を把握するうえで、見落としやすい部分です。

やり取りが続いたときの金額

やり取りが継続したときの料金のシミュレーションは以下です。

依頼した回数依頼のみの場合毎回1枚の画像が届いた場合
5回6,750円9,250円
10回13,500円18,500円
30回40,500円55,500円
50回67,500円92,500円

画像が届くかどうか、何枚届くかは実際のやり取りによって変わります。

1回のやり取りに1,850円がかかる計算で、たとえば1日1回のやり取りを3か月続けた場合、総額は16万円を超えます。1回あたりの金額が小さいため、支払っている本人にとっても総額が把握しづらいのが、この課金方式の特徴です。

1回1,350円という単価は、1度だけを見れば大きな額ではありません。ただ、相談のやり取りが1往復で終わることは多くありません。占い詐欺として相談が寄せられる事例でも、1通ごとの金額ではなく累計額が問題になるケースが多く見られます。

ポイントの有効期限は180日で退会しても戻らない

購入したポイントの有効期限は、個々のポイント購入から180日です。期限を過ぎると消滅する旨が、特定商取引法に基づく表記と利用規約の両方に記載されています。

また利用規約の第8条3項には、次のように定められています。

理由の如何を問わず、本サービス申し込み後会員様が支払った購入代金及び利用料金について一切返金はしないものとします。

さらに第6条1項では、退会した場合に購入済みのポイントはすべて消失し、換金も購入代金の返却も行わないとされています。

ただし、サイトに「返金はしない」と書かれていることと、支払ったお金を取り戻せる可能性がなくなることは、別の問題です。この点は「言の葉の利用にかかわる法律の考え方」で詳しく説明します。

支払い方法は7種類。後払いも用意されている

特定商取引法に基づく表記に記載されている支払い方法は、次の7種類です。

区分支払い方法
前払い銀行振込決済
前払いクレジットカード決済
前払いビットキャッシュ決済
前払いセキュリティーマネー決済
前払いGマネー決済
後払いatone 翌月払い(コンビニ/口座振替)
後払い後払い(コンビニ/銀行ATM)

▼言の葉の特定商取引法に基づく表記に記載された支払い方法

言の葉-特定商取引法に基づく表記01

注目したいのは、後払いが2種類用意されている点です。

ポイント制のサービスでは、あらかじめポイントを購入してから使う前払いが一般的です。前払いであれば、ポイントを買わない限り新たな請求は発生しません。

しかし後払いを利用した場合、先にサービスを利用し、その後に請求が届きます。

atone 翌月払い後払い(コンビニ/銀行ATM)
請求の案内翌月にメールまたはSMS注文確定の翌日にメールとSMS
支払期限コンビニ端末・銀行ATM・電子バーコードは翌月10日、はがき請求書は翌月20日、口座振替は翌月27日請求が届いた日から10日後
手数料利用月のみ請求手数料が発生後払い手数料が発生
初期設定コンビニ端末/銀行ATM(Pay-easy)

いずれも手数料が発生することが明記されています。

また後払いの項目には、「ご利用者が未成年の場合、法定代理人の利用同意を得てご利用ください」という記載もあります。

支払いを止めたい場合、前払いと後払いでは考え方が変わります。すでに後払いで利用した分については、請求が届く前であっても支払い義務の問題が残ります。この点は「言の葉に支払ったお金を取り戻せる可能性」であらためて説明します。

後払いの支払期限がページによって違う書き方になっている

支払期限について、サイト内には異なる記載があります。

記載場所内容
特定商取引法に基づく表記atone=翌月10日〜27日/後払い=請求到着から10日後
利用規約 第8条4項「後払いチケットのご利用のお支払期限に関しましては翌銀行営業日までとなっており、自動後払いシステムは用いておりません」

「翌月10日」と「翌銀行営業日」では、期間が大きく異なります。同じサイト内で、支払期限の書き方が統一されていない状態です。

支払期限は、利用者にとって最も重要な条件のひとつです。どちらが適用されるのかを、記載だけから判断することはできません。

クレジット決済は請求額が変動することがある

特定商取引法に基づく表記に、次の一文があります。

クレジット決済につきましては決済時の為替レートによって請求額が異なる場合がございますので予めご了承下さい。

日本円で料金が表示されているサービスですが、クレジットカードでの支払いは為替の影響を受ける、という説明です。つまり画面に表示された金額と、実際にカードへ請求される金額が一致しない場合があるということになります。

後から利用明細と突き合わせて、支払日や支払金額を確認する際には、この点を頭に入れておく必要があります。

【参考】

・言の葉公式サイト-特定商取引法に基づく表記(https://u-kotonoha.jp/nonmember_tokutei.html)

・言の葉公式サイト-利用規約(https://u-kotonoha.jp/riyoukiyaku.html)

・言の葉公式サイト-鑑定料(料金表)(https://u-kotonoha.jp/ryoukinhyou.html)

・atone公式サイト(https://atone.be/)

言の葉の利用規約に書かれていること

言の葉の利用規約に書かれていること

料金や運営会社とは別に、利用規約にも知っておきたい記載がいくつかあります。とくに、やり取りの記録の扱いと責任の範囲については、利用者の立場に関わる定めが置かれています。

規約は登録前でも読めるページに掲載されています。ここでは、利用を続けるかどうかを判断する前に確認しておきたい条項を取り上げます。

やり取りの記録は「2週間」で破棄される

最も注意したいのが、第3条3項です。

原則、サーバーの負荷等による影響から本番組から提供される鑑定案内及び、鑑定依頼履歴は、二週間を経過した時点で破棄させて頂きますので、ご注意下さい。(特例有)

▼言の葉の利用規約 第3条(注意事項)

言の葉-利用規約3条3項

破棄の対象は、運営から提供される鑑定案内と利用者の鑑定依頼履歴です。何をどう言われて支払ったのかを示す記録が、2週間で失われていく仕組みになっています。

末尾に「(特例有)」という記載がありますが、どのような場合が特例にあたるのかは規約に書かれていません。

長く利用している場合、初期のやり取りはすでに破棄されている可能性があります。 それでも、直近2週間分と、購入の履歴、決済側の記録は残っています。すべてが失われているわけではありません。

支払いに疑問を感じた場合、まず記録を残すことが最優先になります。具体的に何を保存すべきかは「言の葉に支払ったお金を取り戻せる可能性」で説明します。

アカウント情報が「提携している関連サイト」に通知される場合がある

第5条8項には、次の一文があります。

お客様のアカウント情報は、当社と提携している関連サイトに通知される場合がございますので、予めご了承ください。

▼言の葉の利用規約 第5条(個人情報・管理)

言の葉-利用規約5条

どのサイトに、どの情報が通知されるのかについては、規約に記載がありません。

同条9項には、LINEアカウントを利用して登録した場合に、確認画面で許可すればLINEアカウントに登録されたメールアドレスを取得する旨も定められています。

なお第5条6項では、運営からのメール案内を受け取ることに利用者が承諾したものとされ、第3条6項には週に一回程度、ポイントを追加できるキャンペーンの案内を送信する場合があると記載されています。

鑑定内容の正確性は保証されず返金もしないと定められている

第7条3項には、次のように書かれています。

鑑定師と個別鑑定の場として提供致しますが、それに付帯する情報等の真偽を保証するものではなく、また、弊社はその内容についての一切の責任を負わない

第3条4項では、システムやプログラムが正確に稼働することを保証しない旨とあわせて、次のように定められています。

故意または重過失に事由に直接基づく場合を除いて、お支払いただいたご利用料金の払い戻しはいたしません。

鑑定の内容が当たるかどうか、役に立つかどうかについて、運営側は責任を負わないということです。

さらに第7条2項では、画像の削除・消滅・サービスの中止などから生じる損害について、一切の賠償責任を負わないとされています。この条項が法律上どう評価されうるかは、「言の葉の利用にかかわる法律の考え方」で説明します。

サービスの変更や停止は事前の通知なく行われる場合がある

第3条5項には、規約やガイドラインに違反する行為があったと運営側が判断した場合に、次の対応を取れる旨が定められています。

弊社は、自らの判断により、サービス内容の変更・廃止・停止を事前に会員様に通知することなく行うことができる

また第7条1項では、天災やシステムのメンテナンス等を理由に、事前の通告なくサービスの運用の全部または一部を中止できるとされています。

ポイントは前払いで購入する仕組みですから、購入した分を使い切る前にサービスの提供が止まる可能性についても、規約上は想定されていることになります。

鑑定師との連絡先の交換は禁止されている

第4条の禁止事項には、鑑定師に関する項目が複数並んでいます。

  • 本番組鑑定師との個人的な対面、約束、連絡先の交換(3項)
  • 会員様を装い、所属鑑定師を他番組・団体にスカウト・勧誘する行為(4項)
  • 鑑定師のプライバシー権、肖像権、またはその他一切の権利を侵害する行為(6項)

利用者が鑑定師と直接連絡を取ることは、規約上できません。サイトを介したやり取り以外の方法で、鑑定師について確認する手段は用意されていないことになります。

なお4項の「他番組」という表現からは、鑑定師が複数の「番組」に所属し得ることが前提とされていると読めます。

訴訟になった場合の管轄裁判所は東京

第9条には、次の定めがあります。

東京地方裁判所を第一審専属管轄裁判所とし、本利用規約および会員様と弊社との関係には、日本国法が適用されます。

運営会社の所在地は東京都渋谷区とされているため、所在地と管轄裁判所は同じ都内です。準拠法は日本法で、運営会社も国内法人ですので、消費者契約法をはじめとする日本の法律が適用されます。

【参考】

・言の葉公式サイト-利用規約(https://u-kotonoha.jp/riyoukiyaku.html)

・言の葉公式サイト-特定商取引法に基づく表記(https://u-kotonoha.jp/nonmember_tokutei.html)

言の葉の運営会社について確認できたこと

「言の葉」の料金・後払い・運営会社について確認できたこと

運営会社の所在地や連絡先が特定できるかどうかは、占い詐欺の相談において、その後の手続きを大きく左右します。ご相談への対応にあたり、当事務所で言の葉の運営元について公開されている記録を確認しました。

特定商取引法に基づく表記に書かれていること

項目記載内容
販売業者株式会社ことのは
運営責任者松井圭太
所在地東京都渋谷区渋谷3丁目1番9号 YAZAWAビル3階
電話番号0570-071-222(平日10:00〜17:00)
お問い合わせ先support@u-kotonoha.jp
電気通信事業 届出番号A-30-16373

▼言の葉の特定商取引法に基づく表記

言の葉-特定商取引法に基づく表記02

法人名・所在地・電話番号が具体的に記載されています。電気通信事業の届出番号も掲載されており、いずれも公的な記録と照合できる情報です。

なお電話番号は0570から始まるナビダイヤルで、通話料は発信者の負担となります。

運営会社は法人番号で確認できる

国税庁の法人番号公表サイトで検索したところ、株式会社ことのはの登記情報が確認できました。

項目内容
法人番号3010901041097
商号又は名称株式会社ことのは(コトノハ)
本店又は主たる事務所の所在地東京都渋谷区渋谷3丁目1−9YAZAWAビル3階
法人番号指定年月日平成29年11月13日

特定商取引法に基づく表記の所在地と、登記上の本店所在地は一致しています。

法人番号が指定されたのは平成29年(2017年)11月13日です。法人としては、確認できる範囲で約8年半の歴史があることになります。

法人番号は公開情報です。国税庁の法人番号公表サイトで上記の番号を検索すれば、同じ内容を誰でも確認できます。

商号と本店が複数回変更されている

同サイトには、公表以後の変更履歴が残っています。全10件を古い順に並べると、次のようになります。

時期変更の内容
平成29年11月13日法人番号の指定
平成30年3月29日本店移転(旧:世田谷区成城8丁目21番8−302号)
令和2年1月17日商号変更(旧:株式会社フォレスト)
令和2年1月20日本店移転(旧:豊島区東池袋1丁目17番11号 パークハイツ池袋1105号)
令和3年9月14日商号変更(旧:株式会社アスク)
令和3年9月21日本店移転(旧:港区南青山2丁目2番15号 winaoyamaビルUCF635)
令和3年10月14日本店移転(旧:大田区南馬込2丁目24番5号)
令和7年6月13日商号変更(旧:株式会社イノル)
令和7年7月24日本店移転(旧:千代田区岩本町1丁目2番13号 渡東ビルディング3階)
令和7年8月7日本店移転(旧:世田谷区若林1丁目9番13号)

▼国税庁 法人番号公表サイトで確認した株式会社ことのはの変更履歴

言の葉-国税庁 法人番号公表サイトの変更履歴

商号は「株式会社フォレスト → 株式会社アスク → 株式会社イノル → 株式会社ことのは」と3回変わっています。本店の所在地は6回変わっています。

商号の変更も本店の移転も、法律上まったく問題のない手続きです。事業の方針転換や移転に伴って行われるもので、これ自体をもって運営に問題があると判断できるものではありません。

ただし、過去の情報を調べる際には、現在の商号だけでは行き着けないということになります。

商号や所在地が変わっても、法人番号は変わりません。過去にさかのぼって確認する際は、この13桁の番号が手がかりになります。

総務省への届出は、旧商号のまま記載されている

特定商取引法に基づく表記に記載されている電気通信事業の届出番号について、総務省が公表している届出電気通信事業者一覧を確認しました。

項目内容
届出番号A-30-16373
管轄関東
名称株式会社イノル
法人番号3010901041097

法人番号は一致していますが、名称は変更前の「株式会社イノル」のまま記載されています。

▼総務省の届出電気通信事業者一覧に記載された届出番号「A-30-16373」

言の葉-届出電気通信事業者届出番号

なお、この一覧の冒頭には、総務省自身による次の注記が記載されています。

この届出電気通信事業者一覧をもって総務省が、届出電気通信事業者の信頼性を保証するものではありません。

届出がなされていることと、サービスの内容や運営姿勢が適切であることは、別の問題です。届出は事実の公表であり、行政による評価ではありません。

同じ届出番号と電話番号が別の占いサイトにも記載されている

言の葉と同じ届出番号・電話番号が、別の占いサイト「祈る」(inoru-fortune.jp)の特定商取引法に基づく表記にも記載されています。

項目祈る言の葉
販売業者株式会社イノル株式会社ことのは
電気通信事業 届出番号A-30-16373A-30-16373
電話番号0570-071-2220570-071-222
所在地千代田区岩本町1丁目2番13号 渡東ビルディング3階渋谷区渋谷3丁目1番9号 YAZAWAビル3階
ドメイン登録日2021年10月21日2025年8月21日

▼祈るの特定商取引法に基づく表記

祈る-特定商取引法に基づく表記

祈るに記載されている「株式会社イノル」は、前述のとおり株式会社ことのはの変更前の商号です。また祈るの記載所在地「千代田区岩本町1丁目2番13号 渡東ビルディング3階」は、変更履歴にある令和7年7月24日時点の旧本店所在地と一致します。

祈るの特定商取引法に基づく表記は、確認時点でも、旧商号と旧所在地のまま掲載されていました。

2つのサイトはトップページの文言も一致している

「言の葉」と「祈る」のトップページを比較すると、メインビジュアルを除いて、掲載されている文言とリンクの構成が一致しています。

▼言の葉(左)と祈る(右)のトップページ

言の葉-祈るとの比較

具体的には、次の記載が両サイトに共通しています。

  • 「当サイトからの配信と利用規約に同意をお願いします。」
  • 「登録後、メール配信停止をご希望の方はメール受信設定にて受け取りの有無の設定が可能です。また、退会処理によっても配信停止となります。」
  • 「無料鑑定をご用意。ご登録後にご利用下さい。」
  • 「既にご登録頂いている会員様はコチラよりログインして下さい。」

フッターに並ぶ「利用規約/会社概要/特定商取引法に基づく表記/プライバシーポリシー/退会申請」の順序も同じです。

また、言の葉の利用規約第8条4項には、後払いについて「自動後払いシステムは用いておりません」という記載があります。同じ言い回しは、祈るの特定商取引法に基づく表記にも見られます。

ドメインの登録日と登記の記録を並べて確認

言の葉のドメイン(u-kotonoha.jp)の登録情報を、JPRSのWHOISで確認しました。

項目記録
登録年月日2025年8月21日
有効期限2026年8月31日
最終更新2025年9月8日
登録者名申請により非表示

登録者名は非表示になっていますが、これは代行サービスによる一般的な設定であり、それ自体が不自然なものではありません。

この登録日を、登記の記録と並べると次のようになります。

日付できごと
2021年9月14日商号を「株式会社イノル」に変更
2021年9月21日本店移転
2021年10月14日本店移転
2021年10月21日inoru-fortune.jp を登録(祈る)
2025年6月13日商号を「株式会社ことのは」に変更
2025年7月24日本店移転
2025年8月7日本店移転
2025年8月21日u-kotonoha.jp を登録(言の葉)

2021年と2025年で、同じ順序が繰り返されています。商号を変更し、本店を移転したのち、変更後の商号に対応する名前のドメインが登録されています。

「株式会社イノル」への変更から約1か月後に inoru-fortune.jp が、「株式会社ことのは」への変更から約2か月後に「u-kotonoha.jp」が登録されました。

なお、言の葉のドメインについては、インターネット上のページを保存しているInternet Archive(Wayback Machine)に保存記録が確認できませんでした。ドメインの登録が2025年8月と比較的新しいこと、パソコンから閲覧できない仕様であることなどが考えられますが、理由を特定することはできません。

確認できたことの整理

ここまでの結果をまとめます。

確認項目結果
法人登記法人番号で確認でき、所在地も一致
電気通信事業の届出番号は一致。名称は旧商号のまま
商号・本店の変更商号3回・本店6回の変更履歴がある
同じ届出番号の別サイト「祈る」にも同じ届出番号・電話番号の記載がある

運営元が特定できるという点では、必要な情報は揃っています。法人番号で登記を追うことができ、所在地も実在します。

一方で、現在の商号だけを調べても、過去の情報にはたどり着けません。総務省の届出は旧商号で記載されており、同じ届出番号を持つ別のサイトも存在します。

言の葉について情報を調べる際や、支払ったお金について検討する際には、現在の商号である「株式会社ことのは」だけでなく、変更前の「株式会社イノル」でも確認することをおすすめします。

【参考】

・言の葉公式サイト-特定商取引法に基づく表記(https://u-kotonoha.jp/)

・言の葉公式サイト-会社概要(https://u-kotonoha.jp/kaishagaiyou.html)

国税庁 法人番号公表サイト

総務省 届出電気通信事業者一覧

JPRS WHOIS

・祈る公式サイト-特定商取引法に基づく表記(https://inoru-fortune.jp/nonmember_tokutei.html)

言の葉の利用にかかわる法律の考え方

ここまで確認してきた内容について、関係する法律の考え方を整理します。占い詐欺として相談が寄せられる事例で、実際に関係してくる制度です。

支払ってしまった場合に何ができるのかを考えるうえで、知っておきたい点をまとめました。なお、個別の事案がどう評価されるかは、やり取りの内容によって変わります。

運営が国内の法人のため日本の法律がそのまま適用

利用規約の第9条には、規約と利用者との関係には日本国法が適用される旨が定められています。運営元の株式会社ことのはは国内の法人ですから、消費者契約法や特定商取引法といった日本の法律が、そのまま適用されます。

この点は、実際に返金を求める場面で大きく効いてきます。占いサイトをめぐる相談では、運営元が海外の法人で、所在地も連絡先も特定できないケースが少なくありません。

その場合、仮に主張が認められる内容であっても、そもそも誰に対して請求すればよいのかという段階でつまずきます。

言の葉については、前の章のとおり、法人番号・登記上の所在地・電気通信事業の届出がいずれも確認できました。請求の相手方を特定できるという点では、条件は整っていることになります。

ただし前の章で触れたとおり、この法人は商号を複数回変更しています。過去の情報を調べる際には、変更前の商号もあわせて確認する必要があります。

「返金はしない」と書かれていても返金請求はできる

利用規約の第8条3項には、理由を問わず支払った購入代金および利用料金について一切返金しない旨が記載されています。特定商取引法に基づく表記にも、役務提供後の返金には応じられない旨が記載されています。

この記載を見て、返金を諦めてしまう方は少なくありません。

しかし、この記載があることと、支払ったお金を取り戻せる可能性がなくなることは別の問題です。

通信販売において、事業者が返品や返金の条件をあらかじめ定めておくこと自体は認められています。ただしそれは、あくまで「契約が有効に成立している場合の返品ルール」についての取り決めです。

これに対して、次のような主張は、返金しないという取り決めとは別の根拠に基づくものです。

  • 事実と異なる説明を受けて契約した場合の取消し(消費者契約法第4条)
  • 「必ず○○になる」といった断定的な判断を示されて契約した場合の取消し(同)
  • 勘違いや欺かれたことによる取消し(民法第95条・第96条)
  • 違法な行為によって損害を受けた場合の賠償請求(民法第709条)

これらはいずれも、契約の際にどのようなやり取りがあったかが判断の材料になります。サイトに「返金はしない」と書かれていることを理由に、はじめから諦める必要はありません。

支払った金額が大きい場合や、利用が長期にわたっている場合も同様です。 金額の大小や期間の長さによって、これらの主張ができなくなるわけではありません。

記録が2週間で消えることの意味

利用規約の第3条3項により、鑑定案内と鑑定依頼履歴は2週間で破棄されます。

前項のとおり、取消しや損害賠償を主張する場合、判断の材料になるのは実際にどのようなやり取りがあったかです。その記録が短期間で失われる仕組みになっている以上、支払いに疑問を感じた時点で保存しておかなければ、後から取り出すことはできません。

そのためまずは証拠やデータの保存が最優先です。保存すべきものは「言の葉に支払ったお金を取り戻せる可能性」で具体的に挙げます。

「一切の賠償責任を負わない」とする条項について

利用規約の第7条2項には、次の定めがあります。

本サービスに関する画像の削除・消滅・サービスの中止等のあらゆる事柄から生じるいかなる損害に対しても一切の賠償責任を負わない

この点について、消費者契約法第8条は、事業者の損害賠償責任の全部を免除する条項を無効としています。一部を免除する条項についても、事業者に故意または重大な過失がある場合には無効とされます。

言の葉の規約は「いかなる損害に対しても一切の」という書き方になっており、故意や重過失の場合を除外する留保が置かれていません。この条項がそのまま有効といえるかは、争いになり得る部分です。

なお第3条4項には「故意または重過失に事由に直接基づく場合を除いて」という留保が置かれた条項もあり、規約の中で書き方が統一されていない状態です。

後払いを利用している場合の考え方

言の葉では、atone翌月払いと、コンビニ・銀行ATMで支払う後払いが利用できます。すでに利用した分については、利用をやめた後も請求が届きます。

ここで問題になるのは、契約そのものに争いがある場合に、請求への対応をどう考えるかという点です。

前述のとおり、事実と異なる説明を受けた、断定的な判断を示されたといった事情があれば、契約の取消しを主張できる場合があります。ただし、取消しを主張できるかどうかと、目の前の請求にどう対応すべきかは、切り分けて考える必要があります。

請求を放置した場合、延滞金や督促が生じたり、後払いサービスの利用に影響が出たりする可能性があります。一方で、支払いを続けることが後の判断に影響する場面もあります。

どちらを選ぶかは、契約の経緯や支払いの状況によって変わります。 請求書やメールを保管したうえで、支払期限までに余裕をもって相談することをおすすめします。

支払期限の記載が統一されていない点について

言の葉の料金について」で触れたとおり、後払いの支払期限について、特定商取引法に基づく表記と利用規約とで異なる記載があります。

特定商取引法は、通信販売を行う事業者に対して、代金の支払時期を表示することを義務づけています。同じ事項について、サイト内で異なる記載がある場合、利用者はどちらを前提に行動すべきか判断できません。

実際にどちらの条件が適用されるのかは、契約の内容や後払いサービス側の規約とあわせて検討する必要があります。請求が届いている場合は、記載されている期限を実際の請求書で確認してください。

【参考】

・言の葉公式サイト-利用規約(https://u-kotonoha.jp/riyoukiyaku.html)

・言の葉公式サイト-特定商取引法に基づく表記(https://u-kotonoha.jp/nonmember_tokutei.html)

言の葉を退会して課金を止める方法

やり取りを続けるかどうかを迷っている段階でも、退会の手順は先に把握しておくことをおすすめします。言の葉には、手続きの前に知っておきたい点がいくつかあります。

退会はトップページの「退会申請」から

言の葉のトップページには、フッターに「退会申請」のリンクが用意されています。

利用規約の第6条1項にも、次のように記載されています。

退会を希望する場合、弊社が定める退会フォームよりメールにて連絡することで退会することができます。

▼言の葉の利用規約 第6条(退会について)

言の葉-利用規約6条

「退会申請」のリンクを開くとログイン画面が表示されるため、手続きには会員IDとパスワードが必要になります。

なお、退会にあたって手数料等の料金は一切発生しない旨が、第6条4項に明記されています。

退会が完了するまで最大7日間かかる

第6条2項には、次の定めがあります。

本サービスのシステムの仕様上、会員様側での退会申請が完了してしてから、完全に退会できるまで最大7日間程度を要する場合がありますのでご了承ください。また、退会手続きが完了するまでの間、弊社から各種メールその他通信が行われる可能性もありますのでご了承ください。

申請した時点ではまだ退会は成立しておらず、その間もメールは届き続けるということです。

退会が完了しても、通知は届かない

同じ第6条には、次の一文が続きます。

※システムの都合上退会処理完了の際にメールでの通知はいたしません。ご了承ください。

退会が完了したかどうかを、利用者側で確認する方法が示されていません。申請から最大7日という期間があり、その間に通知もないため、手続きが済んだのかどうかが分からない状態が続きます。

確実を期すのであれば、退会申請を送った内容と日時を記録しておくことをおすすめします。後になって「退会の申し出があったかどうか」が問題になる場合に備えるためです。

あわせて、特定商取引法に基づく表記に記載されているメールアドレス(support@u-kotonoha.jp)へ直接連絡する方法も考えられます。

退会するとポイントと登録情報が消える

第6条1項の後半には、次の定めがあります。

退会した場合、既に購入したポイントは全て消失し、換金又は購入代金の返却はしないものとします。

さらに第6条3項では、退会処理時に登録情報の削除を行い、削除された登録情報について一切の復旧義務を負わないとされています。

長く利用してきた方ほど、退会によって失われる情報が多くなります。 支払いについて検討したい場合は、退会を申請する前にご相談ください。

記録保存を先に進めて退会はその後で行う

ここまでの定めを組み合わせると、手続きの順序が決まります。

定め内容
第3条3項鑑定案内と鑑定依頼履歴は2週間で破棄される
第6条1項退会すると購入済みポイントは全て消失する
第6条3項退会処理時に登録情報が削除され、復旧義務は負わない

やり取りの記録は2週間で消えていきます。そして退会すれば、登録情報も含めて取り出せなくなります。

先に退会を申請してしまうと、記録を保存できないまま失うことになります。進める順序は次のとおりです。

  1. やり取りの記録や購入履歴を保存する(スクリーンショットなど)
  2. 保存が済んでから、退会を申請する
  3. 申請した内容と日時を記録しておく

保存すべきものの具体的な内容は、次の「言の葉に支払ったお金を取り戻せる可能性」で挙げます。

利用が長期間にわたっている場合でも、諦める必要はありません。 サイト内に残っている記録と、カードや振込の明細を組み合わせることで、支払いの経緯を示せる場合があります。

何を残せばよいか分からないという方も少なくありません。保存の手順からご案内しますので、まずは状況をお聞かせください。

退会せずにメールの配信だけを止めることもできる

トップページには、次の案内が掲載されています。

登録後、メール配信停止をご希望の方はメール受信設定にて受け取りの有無の設定が可能です。また、退会処理によっても配信停止となります。

会員ページの「メール受信設定」から、受け取りの有無を設定できるという内容です。

また利用規約の第6条5項には、配信停止を希望する場合の連絡先として「support@u-kotonoha.jp」が記載されています。

配信停止だけであれば、登録を残したまま手続きできます。記録を保存する時間を確保したい場合には、まず配信停止だけを申し出るという選択もあります。

支払いそのものを止めるには

言の葉では、支払い方法によって考え方が変わります。

区分確認・相談先
前払い(銀行振込・クレジット・電子マネー各種)新たに購入しなければ、追加の請求は発生しない
後払い(atone・コンビニ/銀行ATM)すでに利用した分は、後から請求が届く

前払いの決済手段であれば、ポイントを購入しない限り新たな請求は発生しません。クレジットカードで支払っている場合は、明細を確認し、必要に応じてカード会社へ相談してください。

注意が必要なのは後払いです。前述のとおり、言の葉にはatoneと後払いの2種類が用意されています。すでに後払いで利用した分については、利用をやめた後も請求が届きます。請求のメールやSMS、はがきの請求書が来ている場合は、破棄せずに保管してください。

後払いの請求が届いている場合の考え方は、次の章であらためて説明します。

【参考】

・言の葉公式サイト-利用規約(https://u-kotonoha.jp/riyoukiyaku.html)

・言の葉公式サイト-特定商取引法に基づく表記(https://u-kotonoha.jp/nonmember_tokutei.html)

・言の葉公式サイト(https://u-kotonoha.jp/)

言の葉に支払ったお金を取り戻せる可能性

言の葉に支払ったお金を取り戻せる可能性

すでに支払ってしまった場合、返金を求められるかどうかは、実際のやり取りの内容によって変わります。支払った金額の大小や、利用していた期間の長さは、請求できるかどうかを左右する要素ではありません。

ただし、どのようなケースであっても、最初にやるべきことは共通しています。

支払った金額にかかわらず記録の保存を最優先

利用規約の第3条3項に、見落とされがちな一文があります。

本番組から提供される鑑定案内及び、鑑定依頼履歴は、二週間を経過した時点で破棄させて頂きます

会員ページに残っている鑑定師とのやり取りは、およそ2週間で消えます。

返金を求める場合、何をどう言われて支払ったのかを示す記録が最も重要な材料になります。それが自動的に失われていく仕組みです。

占い詐欺の返金請求において、記録の有無が結果を分けることは少なくありません。返金を検討しているなら、続けるかどうか迷っている段階でも、まず記録を残してください。 相談するかどうかは、その後に決められます。

保存しておくべきもの

  • 鑑定師とのやり取りの本文(1通ずつ、送受信の日時がわかる形で)
  • 鑑定メールに添付されていた画像
  • ポイントの購入履歴、購入画面
  • クレジットカードの利用明細、振込明細、電子マネーの購入記録
  • 後払いの請求メール、SMS、はがきの請求書
  • ログインIDと登録情報

やり取りの本文は、要約ではなく画面そのものを残してください。「必ず良くなる」「今動かないと手遅れになる」といった具体的な言い回しが、後の判断材料になります。

何を残せばよいか判断がつかない場合は、保存を進める前に一度ご相談ください。 手元の状況をうかがったうえで、必要なものをお伝えします。

保存が済んでから退会する

前の章のとおり、言の葉では退会すると購入済みのポイントがすべて消失し、登録情報も削除されます。 規約には、削除された登録情報について復旧義務を負わない旨も定められています。

記録を保存する前に退会を申請すると、記録を取り出せないまま失うことになります。 順序を間違えないように注意してください。

後払いの請求が届いている場合

言の葉には、atone翌月払いと、コンビニ・銀行ATMで支払う後払いの2種類が用意されています。すでに利用した分については、利用をやめた後も請求が届きます。

まず確認していただきたいのは、請求の内容と期限です。

確認すること見る場所
いつ、いくら利用した分の請求か請求メール・SMS・請求書
支払期限はいつか同上
手数料を含めた総額はいくらか同上
請求元はどこか同上(言の葉とは別の事業者名が記載されている場合があります)

請求書やメールは、支払いの有無にかかわらず必ず保管してください。 何をいつ利用した分の請求なのかを示す資料になります。

そのうえで、支払うべきか、支払いを保留してよいかの判断には、専門的な検討が必要です。

請求を無視した場合、延滞金や督促が生じたり、後払いサービスの利用に影響が出たりする可能性があります。一方で、契約そのものに争いがある場合には、支払いを続ける前に検討すべき点もあります。

支払期限が近い場合は、期限までに時間の余裕をもってご相談ください。 判断を先送りにすると、選べる方法が減ります。

クレジットカードで支払った場合

まず利用明細を確認してください。

明細に表示される事業者名が「言の葉」や「株式会社ことのは」とは限りません。購入した日付と金額を手がかりに確認してください。

支払った内容に納得できない事情がある場合、カード会社に対して異議を申し立てる制度が用意されていることがあります。申立てには期限が設けられているのが一般的なので、心当たりがある場合は早めにカード会社へ確認してください。

なお、特定商取引法に基づく表記には、クレジット決済について「決済時の為替レートによって請求額が異なる場合がございます」との記載があります。画面に表示された金額と明細の金額が一致しない場合があるため、突き合わせる際は注意してください。

銀行振込・電子マネーで支払った場合

銀行振込の場合は、振込明細に振込先の口座番号と名義が記録されています。これは、事業者の特定やその後の手続きを検討するうえで重要な手がかりになります。通帳やネットバンキングの明細を、振り込んだ回数分すべて確認してください。

一定の要件を満たす場合には、犯罪利用が疑われる口座について、金融機関による取引停止などの措置が講じられる仕組みも設けられています。該当するかどうかの判断には専門的な検討が必要になるため、明細を保存したうえで相談するという順序になります。

電子マネー(ビットキャッシュ・セキュリティーマネー・Gマネー)の場合は、どの方法で購入したかによって手元に残る記録が変わります。

コンビニなどの店頭で現金購入した場合はレシートが記録になり、クレジットカードやオンラインバンキングで購入した場合はそれぞれの利用明細に残ります。

レシートを処分してしまっている場合でも、諦めないでください。電子マネーによっては残高照会や購入履歴の確認ができる場合があります。 あわせて、会員ページに残っているポイントの購入履歴も支払いの裏付けになります。

フォートレス法律事務所へご相談ください

サイトに「返金はしない」と書かれていることは、前述のとおり、返金請求ができないことを意味しません。

言の葉については、運営元が国内の法人であり、登記上の所在地も電気通信事業としての届出も確認できています。請求の相手方を特定できるという点では、条件は整っています。

一方で、やり取りの記録が2週間で消えること、退会すると登録情報も削除されること、後払いを利用している場合は請求への対応も並行して検討する必要があることなど、ご自身だけで対応するには難しい要素があるのも事実です。

当事務所は、投資詐欺や占い詐欺をはじめとする金銭被害の返金請求を数多く扱ってまいりました。どの主張が使えるのか、証拠として何が足りないのか、費用に見合うのか。こうした判断は、実際のやり取りを拝見しなければ申し上げられません。

「金額が小さいから」「証拠が揃っていないから」という理由でためらう必要はありません。 まずは手元にある記録をお持ちのうえ、状況をお聞かせください。

言の葉の詐欺は弁護士に相談

【参考】

・言の葉公式サイト-利用規約(https://u-kotonoha.jp/riyoukiyaku.html)

・言の葉公式サイト-特定商取引法に基づく表記(https://u-kotonoha.jp/nonmember_tokutei.html)

・atone公式サイト(https://atone.be/)

言の葉に関するよくある質問

言の葉に関するよくある質問

言の葉についてよく寄せられる疑問と、記事内で確認した内容をもとにした回答をまとめました。気になる項目からお読みください。

Q. 登録するだけでお金はかかりますか?

登録は無料です。料金表にも「登録 完全無料:0pt」と明記されています。

料金が発生するのは、鑑定を依頼したとき(135ポイント/1,350円)と、鑑定メールに添付された画像を開いたとき(50ポイント/500円)の2つの場面です。届いたメールの本文を読むこと自体は無料とされています。

ただし、画像が添えられていた場合は、開いた時点で500円がかかります。本文を読むだけなら無料、という認識のままだと、実際の支払いとずれることになります。

Q. 空メールを送ったのに返信が来ません

トップページの「会員登録」からは、記載されたアドレスへ空メールを送るよう案内されます。

ただし、案内どおり送信した際には、返信を確認できませんでした。「無料鑑定」のリンクからも同じ画面に進みますが、結果は同様でした。理由については確認できていません。

なお、登録が完了していなくても、料金表・利用規約・特定商取引法に基づく表記・会社概要は、いずれもスマートフォンから閲覧できます。料金や運営会社について確認したい場合は、登録を待たずに読むことができます。

Q. 「言の葉の館」と同じサービスですか?

別の事業者です。

静岡県を中心に展開している「言の葉の館」は、実在する占いの店舗を持つ事業者で、この記事で取り上げているサービスとは関係がありません。

この記事で扱っているのは、株式会社ことのはが運営する「u-kotonoha.jpです。「幸叶」「叶」など、名称の一部が重なる別の占いサイトも複数あります。情報を確認する際には、サービス名だけでなく運営会社名とURLをあわせて照合してください。

Q. パソコンから見られないのはなぜですか?

言の葉はスマートフォン・携帯電話専用の仕様になっており、パソコンのブラウザで開くと「当サイトはモバイル専用となります」という案内が表示されます。理由については、サイト内に説明がありません。

そのため、会員ページの内容を確認できるのは、登録に使った端末からのみです。ご家族の利用状況を確認したい場合や、後から支払いの経緯を調べたい場合も、本人のスマートフォンが必要になります。記録の保存も同じ端末で行うことになります。

Q. 退会したら請求は止まりますか?

支払い方法によって変わります。

前払い(銀行振込・クレジットカード・電子マネー)で利用していた場合は、新たにポイントを購入しない限り、追加の請求は発生しません。

一方、atone翌月払いや後払い(コンビニ・銀行ATM)を利用していた場合は、退会後も、すでに利用した分の請求が届きます。請求のメールやSMS、はがきの請求書が来ている場合は、破棄せずに保管してください。

また退会には注意点があります。退会が完了するまで最大7日間かかり、完了してもメールでの通知はありません。退会すると購入済みのポイントはすべて消失し、登録情報も削除されます。規約には、削除された登録情報について復旧義務を負わない旨も定められています。

返金を検討している場合は、記録を保存してから退会を申請してください。

Q. 運営会社が登記されている占いサイトなら、安心と考えてよいですか?

登記や届出があることと、サービスの利用条件が利用者にとって公正であることは、別の問題です。

言の葉については、運営元の株式会社ことのはが法人番号で確認でき、登記上の所在地も一致し、総務省への電気通信事業の届出も確認できました。

ただし総務省の一覧には、「この届出電気通信事業者一覧をもって総務省が、届出電気通信事業者の信頼性を保証するものではありません」という注記が明記されています。届出は事実の公表であって、行政による評価ではありません。

また、登記を確認する際は、現在の商号だけでは十分でない場合があります。株式会社ことのはは過去に商号を複数回変更しており、総務省の届出は変更前の商号のまま記載されています。詳しくは「言の葉の運営会社について確認できたこと」をご覧ください。

Q. 少額しか払っていなくても相談できますか?

金額の大小にかかわらず相談は可能です。実際、この種のサービスでは1回あたりの単価が小さいため、気づかないうちに総額が大きくなっているケースもあります。

言の葉では、鑑定依頼1回で1,350円、画像を開けばさらに500円がかかります。1往復で1,850円になる計算です。まずは利用明細や購入履歴を確認し、支払った金額の全体を把握することをおすすめします。

Q. すでに数十万円を支払っています。今からでも間に合いますか?

支払った金額が大きい場合でも、また利用してから時間が経っている場合でも、まずはご相談ください。金額や期間によって請求できなくなるわけではありません。

ただし、サイト内のやり取りの記録は2週間で破棄されます。長く利用している場合、初期のやり取りはすでに残っていない可能性がありますが、直近の記録と、カードや振込の明細、後払いの請求書などを組み合わせることで、支払いの経緯を示せる場合があります。

手元にどれだけ残っているか分からない状態でも構いません。 まずは状況をお聞かせください。

Q. 口コミや評判はどうですか?

第三者サイトへの投稿は存在しますが、投稿者や内容の真偽を独自に確認することができないため、本記事では取り上げていません。

本記事は、ご相談いただいた内容と、公開されている情報を当事務所で確認した内容に基づいて構成しています。

特定商取引法に基づく表記、利用規約、料金表、国税庁の法人番号公表サイト、総務省の届出電気通信事業者一覧、ドメインの登録情報など、いずれも、読んでいる方がご自身で同じ手順をたどって確認できるものです。

参考

・言の葉公式サイト-特定商取引法に基づく表記(https://u-kotonoha.jp/nonmember_tokutei.html)

・言の葉公式サイト-利用規約(https://u-kotonoha.jp/riyoukiyaku.html)

・言の葉公式サイト-鑑定料(料金表)(https://u-kotonoha.jp/ryoukinhyou.html)

総務省 届出電気通信事業者一覧

「言の葉」の料金・後払い・運営会社について確認できたこと

「言の葉」の料金・後払い・運営会社について確認できたこと

言の葉(u-kotonoha.jp)について、確認できた内容を整理します。

料金と課金の仕組み

  • 鑑定を依頼すると135ポイント(1,350円)が必要
  • 届いたメールの本文を読むのは無料だが、添付された画像を開くと50ポイント(500円)がかかる
  • 依頼と画像の開封を合わせると、1回のやり取りで1,850円
  • ポイントの有効期限は購入から180日で、退会すると残額は消える

支払い方法

  • 支払い方法は7種類あり、そのうち2種類は後払い(atone翌月払い/コンビニ・銀行ATM)
  • 後払いを利用した場合、利用をやめた後も請求が届く
  • 後払いの支払期限について、特定商取引法に基づく表記と利用規約とで異なる記載がある

利用規約の記載

  • 鑑定案内と鑑定依頼履歴は2週間で破棄される
  • アカウント情報が「提携している関連サイト」に通知される場合があると定められている
  • 画像の削除やサービスの中止などから生じる損害について、一切の賠償責任を負わないとされている

運営会社について確認できたこと

  • 運営元の株式会社ことのはは法人番号で確認でき、登記上の所在地とも一致している
  • 総務省への電気通信事業の届出も確認できた(届出は信頼性の保証ではない旨の注記がある)
  • 商号は3回、本店の所在地は6回変わっており、総務省の届出は変更前の商号「株式会社イノル」のまま記載されている
  • 同じ届出番号と電話番号が、別の占いサイト「祈る」にも記載されている

退会について

  • 退会はトップページの「退会申請」から。手数料はかからない
  • 完了まで最大7日間かかり、完了しても通知は届かない
  • 退会すると購入済みのポイントと登録情報が削除され、復旧義務は負わないとされている

運営元を特定できること自体は、返金を検討するうえで有利な条件です。一方で、現在の商号だけを調べても、過去の情報にはたどり着けません。言の葉について情報を確認する際は、変更前の商号である「株式会社イノル」もあわせて調べることをおすすめします。

そして、判断の材料になる記録は2週間で消えます。支払った金額の大小や、利用していた期間の長さにかかわらず、まず記録を保存したうえでご相談ください。

何を残せばよいか分からないという方も少なくありません。保存の手順からご案内しますので、まずは状況をお聞かせください。

言の葉の詐欺は弁護士に相談

なお、本記事は、ご相談いただいた内容と、公開されている情報を当事務所で確認した内容に基づくものであり、特定の事業者について断定的な評価を述べるものではありません。サイトの記載内容は変更される可能性があるため、最新の情報は公式サイトでご確認ください。